Tranquilo | World journey diary

Tranquilo

コクランまで連れて行ってもらい、
「万が一戻ってこれたら、泊まっていって」の言葉を頂いてたから、
無理だと思いながらも、フレッドさん&トモコさんの家に戻るためにヒッチをしてみた。
戻るには2時間はかかるけど、もう夕方。

寒いし、小雨もちらつき、アメフトキャッチしてても、なかなか温まらない。。。

諦めてバスチケットを取りに行ってみた。
コクランからは朝トランキーロ行きが出てる。
のに、もう席はないと言われ、翌日もヒッチハイクに決定w

翌朝、寒い上に、雨まで降っていた。
眠いし、寒いし、雨が止みだしても、なかなか動き出せなかった。

そしたら、案の定出遅れてしまった。
コクランの出口あたりに2組も先客がいた。。。

彼らを差し置く訳にはいかないから、彼らが行くまで、ただ待った。
1組目は割と早い時間に成功して去って行った。

キャッチボールをしながら、ただ待った。
だいぶ上手くなった。

たまにしか来ない車を、彼らと話しながら、ただ待った。
イスライリーの兵役後の待遇の良さにビックリした。
そりゃ、たくさん南米に来てるのは納得だわw

どんどん時間が過ぎていく。
途中から、今日は動けないだろうと諦めながらも、
心のどっかで、「彼らがいなくなれば、うちらだったら捕まえられる」と、
変な根拠の為に、身動きが取れずに、結局夕方になった。

さすがに、明日も動けないのはキツイので、バスチケットを取りに急いだ。
心配をよそに、余裕で席を確保できた。

ようやく目的地に向かうことができる。


翌朝、バスの時間に遅れないようにと、寒さと格闘し、乗り場に向かった。
出発したバスからは、この前見たりオーベイカーが見える。
もちろん、それをふまえて席を確保。

目的地までちゃんと運んでくれるバスって便利だなと実感。
5時間ほどして、トランキーロに到着した。

トランキーロとは、街の名前だけど、スペイン語での意味も持っている。
「ゆっくり、穏やか、落ち着く」
私の好きなスペイン語の一つでもある。



その名前の通り、のんびりとゆったりとした街だ。
ここにやってきた理由は、もちろん「マーブルカテドラル」
日本人には、まだあまり知られていない。

カテドラルといっても、教会なわけじゃない。
自然の大理石が、自然による影響で、不思議であり、キレイな姿を見せてくれる。

アウストラルに入る前に一枚だけ写真を見た。
けど、それ以上見ると、自分の目で見ることができなくなると思ってやめた。

今まで、噂やSNSなどの影響で、期待だけが大きくなることが多々あったから。
たくさんの人達が何かについて、同じ意見だったとしても、
やっぱり自分の目で確かめて、自分で感じたい。

そう思いながら、やっと到着した場所。
残念ながら、交渉や待ち時間の間に雨が降ってきてしまった。。。

晴れるかわからないけど、明日にするという選択肢もあったけど、
移動だけに、思ったより日にちがかかっている今、少し先を急いでいるので、
小雨なら我慢しようということになった。

ボートに乗り、ポイントに向かう。
ようやく見れる。



やっぱり雨だし、光の入り具合が微妙なのか?
と、初めは少しガッカリした。

けど、いくつかポイントを周ってみてると、そんな気持ちは無くなった。
やっぱり自然はすごい!!



なんでこんなのできるんだろう?
湖の色にしてもそうだ。
いくらキレイだからって、パタゴニアの湖、川の色の青さに、単純に感動する。
来てよかった!

光の反射の少ない雨の日で、これなんだから、晴れの日だったら…とつい考えてしまった。



天候の変わりやすいパタゴニア。
「仕方ない」と割り切り、ツアーを終えた。

のに、次の日は、一番目の写真のような晴天w
まっ、いつの日か、また行けばいい!




michi☆