氷河。
ウシュアイアの上野山荘を出たのは、日が少し出始めた3時30分。
幸い、いつも果敢に攻めてくるウシュアイアの野良犬達に、遭遇することなく、
バス乗り場に到着。
次に目指したのは、エルカラファテ。
途中、坂道でバスが砂に埋まり、ブルドーザーが出動したり、
2回の出入国をし、途中乗り換え、22時間ほどで到着。
着いたころにはグッタリ。そして、夜中の2時前。
だけど、予約のできない、目的の藤旅館には朝にならないと行けないってことで、
久しぶりに、ターミナル泊。
他にも誰か居ると思ってたのに、まさかの一人。
暖房のすぐそばのベンチが、この日のベッド。
寝心地は良くないけど、
WIFIも使えるし、治安も悪くないし、ターミナル泊にしては快適な方だったな。
カラファテに来たのは、氷河トレッキングをするため。
着いてすぐ、次の日のツアーに申し込んだ。
けど、やっぱ高いね!
一日ツアーだけど、氷河を歩くのは、3時間。それプラス自由時間で1万円。
でも、歩きたいから、行くんです。
バスに揺られ、途中で入場料を払う。
外国人の私は100ペソ。隣のアルジェンティーナは50ペソ。(だったか、もしくはそれ以下)
仕方ないと思いながらも、なんか悔しい。
しばらく走ると、雪山が見えてきて、「もうすぐ氷河だ」とワクワクした。
そんな景色の中を走っていると、ようやく見えてきた。
着いてすぐ、2時間ほどの自由時間。
氷河の近くまで行ける遊歩道を歩いた。
あちこちで「ピシピシ」とひび割れる音、「ゴォー」と崩落の音がする。
大きい音がする度に、みんな、音のする方を見る。
小さなのは、ちょいちょい見るけど、やっぱり、みんな大きな崩落を期待してる。
持ってきたランチを食べながら、氷河を眺める。
近くで見る氷河は、みんなが言うように、ガリガリくんを連想させた。
自由に歩いた後は、
バス、船と乗り継いで、氷河の近くまで行き、林を抜け、
小さな小屋で、氷の上を歩くためのアイゼンを装着。
ようやくトレッキングがスタート。
始まる少し前から、小雨がパラつき、
若干、残念な始まり。
氷河の表面は汚れていたりするけど、いたる所にある、裂け目の青がキレイ。
天気が良ければ、もっとキレイに見えただろうな。
残念なことに、手違いで、トレッキングのデータを消してしまい、
これくらいしか写真が残ってないんですけど。。。
3時間歩いた後には、氷河の氷を使った、ウィスキーのロックをいただきました。
michi☆