南米のパリ。
当初の予定では、スペインからメキシコに入り、南米に下っていくつもりだった。
でも、またも違う気がして、行き先変更。
時間的にも、金銭的にも、満足したいと、下からの北上ルートに。
リスボンからマドリッド経由でアルゼンチンへ。
ディレイトによって、マドリッドで1泊したことにより、宿に着いたのは、夕暮れだった。
着いてそうそう、一人の女の子が話しかけてきた。
「一人で歩くの気をつけてね。さっき人気のない大通りでナイフを突きつけられた。」と。
。。。
この先やっていけるのか?
この日から毎日のように、誰かしらの被害を聞いていたな。
そんな街だけど、来たからには、楽しもう!
ってことで、まずはボカ地区へ。
カラフルなカワイイ街並みと、道端で繰り広げられるタンゴ。
残念ながら、曜日と時間の関係で、タンゴはほとんど見れなかった。
意外と狭いボカ地区を後にして、今度は世界で2番目に美しい本屋へ。
元劇場だけあって、雰囲気が素敵だったな。
ちなみに、世界で8番目とされている本屋は京都にあるらしい。
ブエノスからウルグアイへもすぐ行けるということで、
日帰りでコロニア・デル・サクラメントにも行ってみた。
かわいい街並みと、のんびりとした時間の流れるこの街は、
ブエノスとは全然違う。
安くチケットが手に入ることを知り、
みんなでアルゼンチンvsブラジルの代表戦を見に行ったりもした。
会場の雰囲気に、テンションが上がる。
後半に入っても、なかなか点が動かなくて、帰ろうかと思った頃、一気に試合が動き出した。
アルゼンチン人と一緒に大盛り上がり。
あの熱狂ぶり、もしアルゼンチンが負けていたら、どうなっていたんだろう?w
ウシュアイアに行く前に、イグアスの滝を見ておこうと、片道20時間。
途中、綺麗な夕日が見れたり、かわいい男の子と遊んだり。
イグアスでは、滝に突っ込むツアーに参加した。
もう少し奥まで滝に突っ込んでくれたら、もっと楽しいのにな~
肝心の悪魔の喉笛の迫力はすごかった!!
見に来て良かった!
ブラジル側は見てないけど、大満足。
アルゼンチン側から、ブラジル側はすぐそこ。
ブエノスに戻ってからは、
地下鉄とバスで2時間かけて、世界一危険な動物園へ行ったり、
ちょっとだけオシャレをして、アルゼンチンタンゴを見に行ったりもした。
目の前で繰り広げられるダンスに、単純に感動した。
スペインで見たフラメンコとは、また違った感じ。
ブエノスに着いてから、ついてないユウくんの誕生日を祝うために、
みんなで料理を作って、お祝いをした。
みんなでトニーTシャツを作ったりもした。
南米のパリと言われているらしい、ブエノスアイレス。
治安のよろしくない、スラム街と隣合わせのブエノスアイレス。
最初の予定では、3泊ほどで抜けるはずだったのに、
最初はかなりビビッてたのに、
居心地が良くて、楽しくて、
イグアスの前後に5日間ずつ、トータル10日もいた。
毎晩、ワインを飲んでは、遅くまで話し、朝になることもしばしば。
濃い夜をたくさん過ごした、ブエノスアイレス。
南米の始まりとして、ふさわしい街だったな。
michi☆