朝食を食べてから出発のはずが、宿のルアイさんが

やたらに急かす。

金曜日はイスラム圏の国の休日に当たるけどまだ7時だから

道路も大丈夫なはずと思っていると、

「今日はマラソン大会があるから1時間後に道路が閉鎖される

ので急いで」と言った。

外に出てみると確かに紅白のテープで囲ってある。

目の前が折り返し地点の様だ。

アンマンマラソン、すっごーく見たい!

いったい皆どんな格好で走るのか?

参加男子選手は全員ひげか?

女子はいるのか?

と興味が尽きず、後ろ髪を引かれる私達を尻目に無常にも

タクシーはボーダーのキングファイサルに向けてひた走る。


40分くらいで到着。まだ8時前なのでイミグレーションが閉まって

いた。

しばらく待って開いたと同時に窓口に向かう。

パスポートを渡し、週国税8JDを支払い手続き終了。

イスラエル側まで行くバス(3JD)で待機し、パスポートを受け取り

乗客がほば満員になったところで発車。

10分もしないで第一チェックに到着。

一回目のパスポートチェックを受ける。

再びバスに乗り第二チェックポイントへ。

ここは荷物を預ける所なのだが、手荷物のみでも

パスポートを渡して噂の超強力シールを貼られて返される。

カバーをしていて正解。

三度目のパスポートチェックを受けていよいよイミグレーション。


奥の空いている所に行けと促され素直に向かう。

7箇所ぐらいある窓口は何処も綺麗な女性だか、皆様とっても

気が強そうな方ばかり。

一箇所だけかわいらしい二人組みのブースがあってのでそこに

並ぶ。

隣ではヨーロピアンの家族がお姉さま係員に厳しく攻められている。

もう片方の隣もなかなか終わらない。

段々と不安になってきた。まずはゆかちゃんが先に窓口に。

いくつか質問をされいてる様だが、「?」で対応。

彼女は英語が上手なのだが、あえて判らないのを装っている。

それが良いと情報ノートの入国の手引きのページに書いてあった

のでそうしているのだ。

よって3、4分で無事入国。

次は私の番。

「ノースタンププリーズ」っと言ってにっこり微笑みパスポートを

手渡す。


グループですか?

一人です。

何処に泊まりますか?

パームホテルです。

前の彼女と一緒ですか?

はい。

OK!

2分もかからずあっさり入国。ラッキ~♪

情報ノートに書いてあって質問事例を練習していたのに必要なかった。


ゆかちゃんと合流して他の皆を待つ。

ななえちゃん、としくん他1名も無事入国。

彼らはスタンプフリーズと言ったので簡単だったそうだ。

しかし、シリアに2週間行っていたのぼる君とイランに2週間ちょっと

行っていた彼は別室コースになった。

暫らく待ったが何時になるのか判らないので先にホテルに行くことに

して外に出てシャトルバスで旧市内に向かう。


はじめまして&宜しくイスラエル!



翌朝8時にマンスールホテルに行き、ぺトラ行きの確認をする。

出発は午後3時になったので一旦宿に戻ってチェックアウト。

ランチに行き、荷物を移動して出発まで待つことにした。

メンバーは、ななえちゃん、ゆかちゃん、まさ君と私の4人。

私以外の3人は世界一周組。

ぺトラは物価が高いということで女子3人で水、パン、果物を調達し

いざ出発。ぺトラまでは車で4時間弱かかる予定。

ドライバーさんが良い人で途中でバナナを買ってくれ、それを食べたり

おしゃべりしたりして午後7時近くに宿に到着。

チェックインをすませ、持ってきた食料で簡単な夕食をとる。

その後、インディージョーンズのビデオで遺跡の予習と気分を高め

明日に備えて就寝。。。


翌朝5時に起床、朝食後6時15分には宿の送迎バスを待たずに

遺跡に向けてGO!

途中、バスにピックアップしてもらってゲート付近で降ろしてもらった。

シュクラン♪

チケット売場で33JD支払って歩き出す。

時間が早いせいか人もまばら、気温もちょうど良くていい感じ。

映画のテーマ曲を歌いながらメインロードを進む。

一時間弱で映画のシーンと同じ遺跡のエル・ハズネとご対面!

『ああ、憧れのエル・ハズネ様!

あなたに会うために私はジョン子になりました。』などと感動しながら

写真撮影。めでたし、めでたし♪、、、ではない。

実はこれがぺトラ遺跡の始まり、言わば玄関口にあたります。

ここから右手に進みローマ劇場・大寺院・凱旋門などの遺跡をみて

頂上のエド・ディルまで徐々に登る。

段々キツイ階段になり、ロバの○○を避けつつ登りぱなしの1時間半。

日差しも八時を過ぎた頃から強くなり、休憩を入れながら到着。

洞窟もどきで持参したフルーツで早いランチに。

栄養補給してさらに上のビューポイントに行く。

すっごくいい景色、まさに絶景です!

ハイキングではなく、トレッキングだったが登った甲斐はあった。

その後は二手に分かれて観光。

私とゆかちゃんのまったりチームはお気に入りの遺跡ポイントで

おしゃべりしてのんびり過ごす。

時々風が吹いていい感じ。岩肌もピンク系のマーブル模様、自然の

凄さを感じるとともにルイベに見えて日本酒で一杯いきたいのは

私だけか。

2時半過ぎに帰路に着くが、宿までの坂が思いのほかキツクてびっくり!

行きは朝早くて送ってもらったから気がつかなかった・・・。

途中で地元のおじいさんが車に乗せてもらって帰るが、行き過ぎて道を

探しながらなんとかヘロヘロ状態で着く。

シャワーを浴びさっぱりした後は晩ご飯を待つばかり。

本日は宿のブッフェをオーダーした。

これが大正解☆っと言うのも今夜は団体様がいらしゃった関係で30品位

のおかずにチキンの炊き込みご飯とスープもつく豪華絢爛DAY。

私達はにっこり、女将さんも儲かってにっこり。

しっかりおかわりもして満腹で就寝。


翌朝、同じ車でまたまたバナナを買ってもらい食べながらアンマンに戻った。

まだ、シリア入国は厳しいらしい。

っと言う訳で明日、先にイスラエルにいきま~す。


お昼寝後に街歩き。有名な日本宿マンスール(別名:コウダホテル)を発見し、情報をゲット
すべく中に入ると日本人がいっぱい。噂は本当だった。
スタッフのルアイさんも評判通りの良い人。別の宿に泊まっている私に1.5Lの水をくれ、
「何か困ってたことはない」と聞いてきた。
「ぺトラに行こうと思っているんだけど」というと一人の女の子を紹介してくれた。
その彼女と話をしているうちになんとシリアにビザなしでは行けなくなった事が発覚。
しかも、今日から・・・
理由は判らないが、国境で返されたという人が4人、うち2人がそこにいる。
なんでも欧米人、日本人は×で、中国&韓国人はOKらしい。
今までその逆はあっても日本人が入れないなんで聞いたことがない。
イミグレーションの人は「駄目だ!」の一点張りでつまみ出された人もいるとの事。
あまりのジャストミートなタイミングに思わず「ま、まじっすか」と聞くと
「まじっす。。。」のお答えが。
なんで~!っと思いつつもとりあえずぺトラ行きを決めて明日の8時にまたここに来る事にした。
どうなる中東、どうなる私!!