昨日の続き。

コーヒーを馬鹿みたいにたくさん沸かして、買ってきたドーナツ6つをもってベッドにもぐりこみました。

さて。

八日目の蝉のはじまり、はじまり。

それこそ昔のトレンディードラマみたいな浅野妙子の脚本がナイスでした。

キャストみんなまさにトレンディードラマみたいだったんだけど、でも、やっぱりその中でも坂井真紀の久美がよかったわー。

原作ではもうちょっと普通の女だったかな、と思うんだけど。

壇れいは最初違和感があったんだけど、どんどん、どんどん希和子になっていきました。

やっぱり号泣。

ドラマ脚色もされてたんだけど、久美と最後再会できる展開はいいんだけど、最後やっぱり希和子は薫に会わないほうがいいね。

「泣いてください!」みたいな演出にちょっと引きました。

なんて、本かドラマ観てない人には全くわけわかんねえ感想です。

希和子という女が不倫関係にあった奥さんのいる男の生後6ヶ月の赤ん坊を誘拐して5年間逃亡する話です。

この作品は物語の後半ちょっと、つまりは2章の薫が成長して大学生になってからが主題で、土に出てから7日で他の蝉が全部死んだのに8日目を生きてしまった蝉、薫の8日目からの人生の話なんだと。

それはまさに対岸の彼女の世界。

興味ありましたら原作読んでください。

涙です。


ドラマでは原作にない人物、文治なる漁師がでてくるのですが、それは久しぶりに見る岸谷五朗。

妹が昔好きだった気がするなあ。

夕方までに八月の蝉を見終えてしまったので、ハロウィンの子供達が徘徊する夕方の街を駆け足でスーパーに走り、家に帰ってきて大急ぎで鶏のから揚げをつくり、ビールを抱えてベッドに戻り、夜からはなつかしのドラマ、「恋人よ」を見ました。

なにやってんだ、自分…。


自分は中学生だったのでこのドラマあんまり覚えてなかったのですが。

いや、すごいね。

酔っ払いながら、ぎゃあぎゃあと一人でまじで大騒ぎしながら見ました。

友達とみんなで集まってみればよかった…。

頭おかしくなるかと思ったよ。


お互い同じ日、同じ場所で結婚式を挙げる鈴木保奈美&佐藤浩市夫妻と、鈴木京香&岸谷吾朗夫妻。

保奈美と岸谷は偶然その式場で出会い、恋に落ちる。

半年後、お互いの夫妻は隣に住むことになり、保奈美と岸谷、佐藤浩市と京香がお互いに惹かれあい始め、嘘を重ねる、というありえない究極のスワッピングストーリー。

まあ、京香が元々浩市と浮気していて、見せ付けるために結婚式の場所と日付をあわせて、その日に偶然恋に落ちた保奈美が岸谷の新居を調べて隣に引っ越してくるんだけど。


このドラマはマジではまった!

原作&脚本の野沢尚は本気で頭おかしい、とおもったら実際自殺してるんだね…、この人。

まあね、奇才だったんだろうね…。


「トレンディドラマの鈴木保奈美をいい女だと思う女は恋愛に失敗する」とはまみちゃんからの教えです。

東京ラブストーリーも、この世の果ても、恋人よでも、同じ毛色の女を演じ続ける鈴木保奈美。

あのさっぱり感と、かわいらしさ、けなげ感、そして愛の深さにより男を影で支え、自由にし、男はその女の存在に安心し、浮気をしたりしながらも、永遠に深く愛する。

あのにっこりと馬鹿な男を許し、傷ついて泣く姿は見せず、しかも天真爛漫、自由奔放。

実際には、ああいう女は重いし、男を甘やかせる、とまみちゃんは言う。

実際問題、鈴木保奈美はどんなドラマでも100%浮気されてるしね。

浮気される女が似合う女優、鈴木保奈美。

それでもいろんな男の意見を聞いてみると「鈴木保奈美演じる女が理想」と言い切る男が多いので、ああいう女がもてるのかと思いきや、浮気しやすいから、ってことなのかもね。

「トレンディドラマ世代で鈴木保奈美を演じた結果35になっても独身のおばさんがそこらじゅうにうろうろいるじゃない。」と言い切るまみちゃん。

恐怖。


ドラマ「恋人よ」のなかで鈴木保奈美は語る。


20代前半でものすごく好きな人ができたの。本当に好きだった。でも彼には奥さんがいて、その恋愛はうまくいかないことがわかった。

彼と別れるとき、デパートで彼に良く似合う彼にぴったりと合うサイズのカシミアの黒のセーターを買ったの。

一着3万円。

そして、これからはそのセーターにぴったりとあう男性と付き合おうって決めた。

それから出会う男性には必ず頭の中でそのセーターを当てはめてみた。

彼と同じサイズ、黒い色、カシミアのセーター。

デートにはそのセーターを必ず持っていくの。そして、酔っ払った男の人に実際にそのセーターを肩から当ててみる。

サイズが違ったり、色が似合わなかったりするたびに、私はそのセーターを紙袋にしまうの。

なかなかいないな、って思いながら。

それでも私はそれがぴったりと合う男性を探し続けた。


恐怖。

いや、本当。

でもね、恋愛ってそんなものかな、って思う。

いや、怖いけどね。

でも、それはセーターではなくても、でもそのなにかセーターのような型みたいなものを自分は常に持ち歩いていて、それを出会う男性に当ててみる。

考えてみる。

色が違ったり、サイズが合わなかったりする。

でも、それをあてつづけて、違う違うと思いながら、それがぴったりと合う男性を探し続けているのかもしれない。

なんて。

それをするりといったりするからまみちゃんが言うように売れ残ってるのよね。

…、真に受けてはいけない、鈴木保奈美の真理。


さて。

今夜は前述のヨーロッパ人の彼とのデートです。

うひゃっほい!

一緒に映画をみながらワインを飲みます。

人生こんなもんでもなきゃやってらんないわ。

そして、彼が酔っ払った頃に、彼の肩からセーターをあててみようと思うのです。

彼が、あたしの探している男であるのか、確かめようと。