お久しぶりです。GWですね。
新学期が始まって、GWでちょっと一息ついています。
今年の夏に、アメリカの、去年もうけたピアノオーディションを受ける関係で、4時代から曲を用意することになりました。
バロック:バッハ、平均律第1巻17番、プレリュード&フーガ
古典:ハイドン、ソナタ XVI.20(ハ短調) 1楽章
ロマン:シューベルト即興曲 D935 op.142 3番
近現代:ドビュッシー アラベスク1番
オーディションでは、全て暗譜で演奏し、楽譜を審査員に渡します。
それぞれの曲のスケールとケーデンスも弾きます。
このうち、バッハとシューベルトは去年の夏休み明けから譜読みしていて、暗譜もプレリュードは完了、フーガと即興曲は9割程度完了しています。
ドビュッシーも2月から弾き始めて、暗譜完了。
ハイドンは1楽章のみをオーディションで弾く予定で、こちらもほぼ暗譜完了。2、3楽章もせっかくなので練習中です(でもオーディションでは弾きません)
ドビュッシーは子どもの頃に発表会で月の光を弾いて、その後は版画のパゴダを高校の頃に挑戦したものの(先生が選びました)、どうしても好きになれず、練習も捗らず、自分からその曲をやめたい、と言ったのを覚えています。
それ以来、他にドビュッシーは全く弾かず、あまり聴くこともせず、で来ました。
でも、オーディションを受ける関係で近現代から曲を用意する必要に迫られ、全く弾いたことがないラヴェルかドビュッシーで選ぶことになりました。
ラヴェルは亡き王女のためのパヴァーヌをいつか弾いてみたいと思ってました。ただ、上手に綺麗に弾くにはなかなか大変そうで、その上暗譜も大変そう!ということで、他の曲が結構難しいのもあって、取り組みやすそうなアラベスクの1番にしました。
これが、弾いてみたら先生にも(私に)あっているかも!と言ってもらえ、自分の中でもしっくりきて、気持ちよく楽しく弾けています
暗譜も早めにできたので、キャンパスのピアノやシンガポールのストリートピアノ、上野、羽田でも弾いてみました。
大体子どもたち(特に娘!)が途中で邪魔をしてきたりして、左手の暗譜が飛びそうになってますが
ドビュッシーは初期の作品だったら、ノクターン、バラード、ベルガマスク組曲、夢、あたりは弾いてみたいなと思ってます。後期の作品は今の自分には作風の理解がちょっと厳しそうです。
そして。もう一つ、特に毛嫌いしていたわけじゃないけど、完全にスルーしていたのが、ハイドン。
ハイドンは小学生の頃にソナタをいくつか弾いてそれっきりでした。
オーディションのために、古典派から選ぶのだったらベートーヴェンかモーツァルトと思ってたのですが、ある都合でハイドンに。長くなったので、また次に♪
みなさま、素敵なGWをお過ごしください