今年度の授業も入試も全部終わりましたー!
大学は冬休みが明けると、曜日によっては1回しか授業がなく、多くても2回なので、あっという間に授業が終わります。
そして、怒涛の入試、入試、入試、そして、採点!
今一息ついているところ。
夫が今いわゆる底辺レベルの大学で教えているので、自分の大学(日本でほとんどの人が知っていると思います)の子たちとどうしても比較してしまうのですが、つくづく、どこでこの差がついてしまうんだろうと思います。
私の担当学生のうち何人かは、今年アメリカ、ポーランド、フランス、スペインに留学予定で、在籍コースもうちの学部の英語上級の学生のみが入れるプログラム。
うちの大学の学生は、時々全身超高級ブランドで固めている子もいるにはいますが(担当する学生の中で数年に一回程度)、雰囲気や所持品を見る限りわりと普通です。
平均して親の経済力は決して悪くはないと思いますが、時々お金がなくて教科書が買えない、という子もいます。
でも、ほとんどの学生は無事に単位を取って卒業していきます。
結局のところ、日本では学歴はやっぱり大事なので、私の大学の学生だと大手の会社から複数内定をとってきます。優秀だと思えない学生でも同じです。
夫の大学の学生は推薦で入ってくる子がほとんどですが、基本的な学習習慣もきちんとできていない&中学&高校で学習する内容もマスターできていないよう。
就職は選ばなければ、そこそこ内定は取れるようです。
この2つの大学の学生の差はいったいどこから??
家庭環境なのか。親の子の教育への関心の差?
先生や友人に恵まれなかった?持って生まれた性格の差?
基本的な学習習慣の差?
地域性?
これまでの人生のどこかでターニングポイントがあったか、不運な環境の積み重ねなのか。。
うちの子は某有名大学関連のスポーツクラブに入っているのですが、やっぱりそこにくる子の親もその大学卒業者が多いのか、雰囲気からして生活に余裕あり。
去年から今年にかけて特に格差に目がよく行きました。
自分の子どもたちには、選択肢の多い人生を歩んでほしいと思うので、担当学生を見て、夫の話を聞いて、小学生の時からの基本的な学習習慣の大切さも身に染みています。
(でも何度言ってもできないことがありー!)