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インドアでロウな生活

単調な作業の合間には、音楽を聴くことがあります。

普段は、現地スタッフの好きなアフリカンミュージックや、

ヒップホップ、ゴスペルなどが流れています。

彼らは携帯に音楽を入れていて、大音量で流すのが大好きです。

(携帯は日本に比べて、すごく安いです。

そして職場で充電している人が多いです。)

今日は、私がI pod touchを持ち込んでみました。

日本語の操作画面に興味津々の彼ら。

音符のマークを早速見つけて、

どんな音楽が入っているかチェックしています。

まずは、有名な洋楽の曲を選んでかけていましたが、

Yellow monkeyの名を見つけて、

「これは危険な感じがする。」と食いつきました。

適当に曲を選び、

一瞬の静寂の後・・


JAMが聞こえてきました。

印象的な綺麗なイントロに続いて、

「暗い部屋に一人~」 大音量で部屋に響き渡りました。

鳥肌が立ちました。

アフリカでイエモンが、

しかも大好きなジャムが流れた時の雰囲気。

胸にぐっときました。

一人で感動していました。

サビまで聞いたところで、止められてしまいましたが・・


良かったです、すごく。

なんとなく、この曲の雰囲気が伝わったかな?

と期待して感想を聞いたところ、

「日本語の発音はスペイン語に似ている気がする。」と返ってきました。

それは、ロビンが巻き舌だからじゃないでしょうか。

まあいいです。

なんか奇跡的な感覚が体験できたので良しとします。

この歌がさらに好きになりました。

ホテルの周囲はタウンと呼ばれていますが、れっきとした田舎です。

2階建ての建物は非常に珍しく、

土煉瓦?といいますか、土の壁の家がたくさん集まってます。

そのタウンから、車で移動します。

職場は、土ぼこりをあげて40分ばかり進んだ所にあります。

その周囲に宿泊施設がないため、タウンまで迎えにきてもらっています。

といっても、行く道すがら、たくさんの朋輩を乗せていくので、

私のためだけというわけではありませんが。

中庭といいますか、広い広い庭?畑?

一人は牛や羊を放し飼い、また一人は作物を作っています。

職員のものらしいですが。


私は、羊とヤギが好きです。

草の食べ方が好きです。

力が入れている感じが好きです。

下あごに力を入れて、力任せに引っ張る感じ。


遅い昼食をとった3時過ぎ、昼寝したいけだるい雰囲気の中、

庭でやけに羊が泣いています。

何の気なしに眺めると、面白い光景が広がっていました。

メス羊の手綱がオス羊の手綱と絡まっています。

メス羊は行動範囲が制限されただけですが、

オス羊は前足をメス羊の手綱にぐるりとまかれてしまい、

彼女が動くたびに、足を引っ張られます。

ボエーっと迷惑そうな叫びを発しますが、メスはかまわず草を食んでいます。

しまいに座り込んでしまいました。

こうなると、行動範囲が狭まったメスが黙っていません。

どうやらオスの周りしか動けないことを悟り、

しきりにオスの周りの草を食みますが・・

オスがジャマ・・

今度はメスがボエーっとなきつつ、オスをどかそうとします。

オスはもうテコでも動きません。

二頭ともボエーと泣き続けていると、

飼い主が気づいて、駆け寄ってきました。

「なにやってやがる」とばかりに、オスの解放に取り掛かりました。

そうして手綱をほどこうとしている間に、

やっと動けるようになったオスが走り出し、どう誤ったか、

メスの首に手綱が絡まって、本気の悲痛な叫びになってしまいました。

すぐに飼い主の手によって解放されたので、事なきを得ましたが。

危ういところだった羊たちをしり目に、飼い主だけが笑っていました。

ずっと見つめていた私に、

彼は羊の首が締まっていたことをジェスチャーで示してくれました。

私も彼に見ていたことを伝えました。


「ねえ、見た?」とばかりに私は同じ部屋で働く同僚に目をくれたところ、

黙々と作業に集中していました。

なんだか申し訳なくなり、仕事を再開したのでした。

せっかくなので、ビデオにでも撮ってれば良かったのに、

と後になって思いました。


こっちの生活を楽しんだ午後でした。

現地スタッフ2人との共同作業が続いている。

本当は4人いるのだが、1人は事務関係の仕事、もう一人は休暇をとっている。

明日(土曜日)も私は出勤する。

ここではそれは非常に珍しいし、良い顔はされない。

でも、工程上、やむを得ない。

現地スタッフには休んでもらい、私一人の作業。

1人は、「週末は故郷に帰るんだ」と嬉しそうに早引けした。

私も故郷を思い、喜んで送り出した。

去り際の彼の笑顔が眩しかった。

残った一人は、仕事終わりに「今日はちょっとだけ疲弊した。」とこぼしていた。

掃除が得意で好きだという彼女は、

「金曜日は掃除の日」と、張り切ってモップがけしてくれていた。

私も手伝うのだが、最終的に「私にやらせて」と仕上げをしてくれる。

御家族が掃除好きだったのだろうなと考える。

普段の仕事をしている時よりも、掃除している時のほうが顔が輝いている。

得意なことをするときは、魅力があふれるのだろう。


彼女を思い出した。

私の彼女は、料理と洗濯は得意で、非常に手際がいい。

が、片付けと掃除は非常に手際が悪いし、苦手らしい。

そういえば、彼女の実家は食洗機を置いていた。


私は、料理は不得意だし、洗濯は苦手だ。

でも、掃除はわりと好きだし、片付けは大好物だ。

うまく補完しているものだ、とほほえましい。


ここでも、得意なことと苦手なこと、それぞれが補完し合って、

一つの仕事を仕上げようとしている。

年度末までに結果を出して、今後につなげたい。