TFTに対する疑問と自分なりの解決そして難民メニュー | 世界のごちそうアースマラソンブログ

TFTに対する疑問と自分なりの解決そして難民メニュー


先月からいろいろ考え、悩んでいたことに、自分なりに考え結論を出しました。TFT(table for two)と言う肥満と飢餓の不均衡を無くすという試みに支援をしている。これは、私が作るメニューに対してお客さんが注文し支払った金額のうち¥20が、TFTを通じて現地に寄付されるというシステム。飢餓の子供たちに自分の料理で協力できると思い、去年の7月から参加して来た。
しかし、今年の4月やっているうちに疑問を感じてきた。お客さんに本当に「飢餓」の事伝わってるんやろうか?今、こうやってみんなが美味しい食事している間の6秒に一人の子供が命を落としてるのをわかってるんやろうか?「美味しそう」「ヘルシー」「安い」っていうだけでメニューを選んでへんやろうか?
でも、自分の中で実際お金を寄付出来てるのは確かやし、それでもええか?という思いもあった。
しかし結局、その葛藤は抑えられずTFTを休止することにした。
 
そんな中、バイトの子が教えてくれた関学の学食の「難民」メニュー実地を知った。すぐ、食べに行った。日本が抱えている難民の問題、難民の方の苦労や不安が想像できた。「そうか!自分が目指してるのは、やっぱりこれや!」「自分がやりたいのは、自分の料理を食べてもらい気持ちを動かして、アクションを起こしてもらう!これや!」「訳わからず、寄付してもらって気持ちの無い寄付をするのは、自分のやりたいことちゃうねん!」鳥肌がたった。
帰って、難民支援協会に連絡を取り、自分のレストランで是非「難民メニュー」をやりたいとお願いした。いろいろ相談して許可をもらった。そこで、自分で募金箱にいれるシステムをJICA兵庫さんがやっているのを知った。パレルモでは難民の方が書いたレシピを再現してお料理をお出しします。料理を食べていただきお支払いのうちの¥20を、自分で募金箱に入れてもらう。アクションをお客さんに起してもらう!これで合点がいった。
TFTも、開発途上の現地の食事出して、現地を思い浮かべ、飢餓を想像してもらう。自ら¥20を募金箱へ!これで合点がいった。
というわけで明日から、難民メニュー開始します。TFTは「ポショ」というウガンダの料理で再開します。
難民メニューはレストランでの実地でパレルモが第一号です。メニューはミャンマーの鶏肉とジャガイモのスパイス煮込み。実際難民である方のレシピです。チェッター アールヒン ¥1000$世界のごちそうアースマラソンブログ