南の島のたったひとりの会計士
- 屋宮 久光
- 南の島のたったひとりの会計士
まず、カバーの絵が綺麗!だから買っちゃった!
という訳ではなくて、自分の人生計画の中で
・地元に帰って地方経済を盛り上げる一員になりたい
あるいは
・世界で日本を代表してガンガン活躍したい
という二つの相反する想いがあって
その決断に参考になるのではないかと思って買ってみようと思った本。
会計士というのは、税理士と違って、一般的には
上場企業や大企業相手に、財務諸表という会社の家計簿みたいなものが
合ってるかどうか判断する仕事(監査)をしている。
もちろん、税理士業務も行うことができる。
著者は福岡で監査をやられていたようだ。
東京に住む今では福岡も十分地方感が否めないが
それでも奄美に比べれば、全く経済規模が違うのは確か。
というか、奄美で会計士が独立するというのが最初信じられなかった。
リスクも大きいし、既存の税理士さんとも競合する可能性がある。
そんなリスクの中、著者は奄美のために、と身を投げて独立した。
それからいくつもの障壁、時にはアルコール中毒という自身の壁も
乗り越えられ、現在は軌道に乗っている模様。
http://www.amami-cpa.com/index.html
今年から始まった!新!公認会計士試験 では、過去最高の合格者などと
一部のマスコミではうたわれているが、
蓋を開けてみると、会計士補という既存の資格保持者がほとんどであり、
実際に一般の人の合格率を換算すると、8.3-5%と従来となんら変わっていない。
会計士として東京で大企業の監査をするか、海外子会社の監査をするか
地方で地元企業の支援をするか、選択肢はたくさんあるが決断しなければならない。
これからも一人の会計士の生き方として参考にしたいと思うようになった。