置き忘れたアスファルト
 染めていく雨の匂い
 懐かしさに吹かれ 流れゆく街に包まれ


 壊れそうな横顔が
 ため息さえ打ち消した
 捕らわれない場所で 空に抱かれて 想いが満ちた


 さようなら 揺れていた せつなくて ずっと
 さようなら 君だけは 微笑んで ずっと


 ゆられてた二人の焔(ひ)は
 鏡の中傷つけた
 見えない答さえ 両手で抱え叫んでた


 交わす約束の果てを
 引き合う様に彩り
 ガラスの翼でも 羽ばたけるきっと いま強き人


 さようなら 揺れていた せつなくて ずっと
 さようなら 君だけは 微笑えんで ずっと
 さようなら 揺れていた せつなくて ずっと
 さようなら 喜びは かみしめて ずっと


 このまま 目を閉じて せつなくて ずっと
 このまま 君だけは ぬれないで ずっと
 このまま 目を閉じて せつなくて ずっと
 このまま 切り裂いて 抱きしめて ずっと


 せつなくて ずっと 」 gravity/LUNA SEA

作詞 : LUNA SEA 作曲 : LUNA SEA

映画「アナザヘヴン」(2000年)主題歌

ドラマ「アナザヘヴン~eclipse~」(2000年4月20日 - 2000年6月29日 テレビ朝日)主題歌











蛇口の水が落ちる音・・











時計の針が刻む音・・











CDの回る音・・











子ども達の足音・・











隣の家の犬の鳴き声・・











車の通る音・・











電車の音・・











サイレンの音・・











聞こえないはずのものが











聞こえてくる...











聞こえるはずのものが











聞こえない...










川の音・・











風の音・・











ラジオのノイズ・・











夜の音・・











鳥の鳴き声・・











誰かの笑う声・・











誰かのあざ笑う声・・











あの人の不敵な笑み・・











誰かの話しかける声・・











遠くの遠くで私を想ってくれている人の声・・











遠くの遠くで叫ぶ人の声・・











死に急ぐものの思い・・











今日を生きたかったはずの思い・・











あなたが本当に伝えたかったこと・・











愛犬の小さな寝息・・











朝の音・・











雨の音・・











本当の音・・











息する音・・











僕の音・・・・・





photo by feel



" 汚れちまった悲しみに


 今日も小雪の降りかかる


 汚れちまった悲しみに


 今日も風さえ吹きすぎる



 汚れちまった悲しみは


 たとえば狐の革裘(かわごろも)


 汚れちまった悲しみは


 小雪のかかってちぢこまる



 汚れちまった悲しみは


 なにのぞむなくねがうなく


 汚れちまった悲しみは


 倦怠(けだい)のうちに死を夢む



 汚れちまった悲しみに


 いたいたしくも怖気(おじけ)づき


 汚れちまった悲しみに


 なすところもなく日は暮れる・・・ " 汚れちまった悲しみに・・・/中原中也


1907年4月29日 - 1937年10月22日 日本 - 山口県 詩人、歌人、翻訳家






ひとりの人間が歩む人生の中で


誰もが悩みや苦しみを抱える時があります


その悩みを相談されたら


自分ならどうするでしょうか?



親身になって聴いて


アドバイスが出来るのであればアドバイスをしたりする



けれど中には


我慢しなさい、(どちらかというと)あなたが悪い・・


そういった返答しかできない人がいます



最近、たまたまテレビの特集で観た中で


40代以上?のセクハラについて取り上げていたものがありました


その中で40代の女性が自身のセクハラ被害について


(ある程度信頼していた?)女性の上司に相談したところ


こういった返事をされたそうです・・



「 あなたもいい年なんだから、そのぐらい受け流して 」



この問題には、年を重ねた人ならOKだろう・・


というような心理があるようなんですが


こちらの問題は今回は置いておいて。


その相談を受けた上司は


あまりにもひどいですね・・



番組内で小島慶子さんだったかな・・ も言われてましたけど


その悩みを抱えていた人にとっては


とてもとても大きな苦しみだったわけですよね


それをその人のモノサシで、ろくに話も聞かずに終わらせてしまう・・


でもそれは絶対に違う


そこに苦しみがあるのなら


そこに苦しんでいる人がいるのなら


話をしっかり聴いて、共感して、


少しでも力になってあげるのが当然じゃないですかね



自分はこう思う といったアドバイスはいいと思うんですが


それが相手を無視したひとりよがりのものになってしまってはいけない


○○ だから ○○ で当然といった考え方だったり


どうしてそういったものの見方しかできないんでしょうね・・。



そもそも


セクハラだったりパワハラだったり


たとえ明確に(基準を満たすと言いますか)そうとは言えないとしても


そこに苦痛を抱いている人がいるなら


それは全力で救ってあげるべき問題ではないのですかね


本当にただの被害妄想のようなものになってはいけないですけど


目の前で苦しんでいる人間に対して


ただただ頑張れとか、ただただ我慢しろとか


それは枠がどうのの問題の前に


人として間違ってる・・。


結局は、他人事なのでしょうね・・。




ひとりで抱えた悩みは


本当に共感してもらえるだけでもいい


一言だけ聞いて分ったように


簡単に口にするだけのセリフなら いらない




悲しい でも 哀しい でも


寂しい でも 淋しい でも どっちでもいいんです


伝われば。



自分本位になってそれが正しいと決めつけて


それを他人にまで押し付ける


社会が認めてるから、みんなが認めてるから・・


自分の正しさが揺らがないように


多くの、大きなものに救いを求めて・・



・・なんか、何が言いたいのか分からなくなってきちゃいましたけど


その人に対して何が出来るか? じゃなくて


何をしてあげれるか?なんですよね


出来たこと ではなくて 気持ち...



そうじゃなければ、それは


一度の正義で終わってしまう



強い想いは、その人から苦しみが取り除かれても


続いていくものだと思いますし。




今年、全盲の女の子のニュースがありましたけど


反対意見の中にも確かにと思うものも正直あると思います



個人的には、車の運転などをするのに


普通も、高齢者も、初心者も、障害者もないと思っています


凶器にもなりえるものを扱っているという重い責任は


誰もが平等に持たなきゃいけないし


自分のせいで渋滞が起きてる等


出来る限り周りにも気を配らなくちゃいけないと思います



けれど、そこで周りの人間はどうしなければいけないかといえば


パッシングすることではないですよね?


足を蹴ることではないですよね?


盲導犬に傷を負わせることではないですよね?



自分のことしか見えていない


自分の中からしか見えていない



今、全盲の方や盲導犬と共に過ごされている方は


本当に恐怖でしかたないと思うんですけど・・。



そういった方たちの日常生活の大変さは


やはり健常者と比べたらある程度の差はありますし


そこで私たちがやれること、というよりも


やるべきことは必ずあると思いますし


色んな状況がありますから


誰もがっていうのは難しいと思いますけど


あれこれ考える前に


自分が本当にしてあげたいと思えたことを


目の前で困っている人にしてあげられたらいいんじゃないですかね



目に見えづらい障害というのもあるんですが


でもそれは健常者でも同じことで


遅い人もいる・・ 速い人もいる・・


上手い人もいる・・ 下手な人もいる・・


様々な現状を抱えて生きている中で


目に見えていようがいまいが


他人を思いやる気持ちは当たり前じゃないかな・・



かといって、助けてくれるからと言って


そこに甘んじてしまうのはよくないとも思うのですけど


状況によりきりですが


出来る範囲のことはする努力は必要だとも思います。


それと同じように私たちが


様々な理解をしなければいけないとも思いますし


様々な人がいるということもよく知る必要があると思います




そうして


本当にひとりひとりがちょっとでいい


ほんのちょっとだけスペースを作ってあげれたら


ほんのすこしだけ時間を作ってあげれたら


それは大きなスペースになるし


平等な時間になる・・。



こんなに書くつもりじゃなくて・・


まとめるのも言葉にするのも難しいのですが



誰もが心から


ひとりじゃないんだ と


苦しみに取り囲まれてしまったとしても


そう想えるような力を


そう想わせてあげられるような力を


必ず誰もが持ってるその力を


ただただ眠っているだけかもしれないその力を


枠にとらわれずに自然と分けることが


できたらいいですね・・






あとがき長くなっちゃいましたけど・・


写真を撮りに行ったり


ものすごく眠かったりと


なかなかこちらに入れませんでした


しかし・・ いいねをもっと出来るようにしてほしいな


限りがあって出来てなかったりもしますが観させて頂いていますので。


でも、ブログをやってると


やっていない何気ない時もブログのことを考えてしまいますね(笑)


その瞬間は繋がりのある色んな人の表情が浮かんできたり


(まぁ実際のお顔は分からないんですけど ひと




キレイごとでもなんでもなく


どんなに遠く


深いところにいても


ひとりじゃない・・



心ない人の分の心まで


心ある人が満たしてくれてる...



今日も


みんなが描いた一日を見つめる


世界中を旅している気分で 飛行機






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