「 鏡の前で溜息つく
どんな顔であなたに
別れの言葉を言えばいい
何も知らないあなたに
待ち合わせの時間が
急ぎ足でやって来る
あなたの優しさに抱かれたら
きっと切り出せない
少年のような横顔を
思う度切なくて
やっぱり今夜は行かないわ
手紙だけでごめんね 許して
大人になって逢える時まで
わたしを探さないで
悲しく響くベルに
耳を塞ぎながら
あなただけはどうか幸せに
いつかこのさよならを
後悔する日が来ても
あなたの幸せ邪魔しないよ
悲しすぎるけれど
少年のような横顔を
思う度切なくて
やっぱり今夜は行かないわ
電話だけでごめんね 許して
大人になって逢える時まで
わたしを探さないで
あなたはずっと変わらずにいて
少年の眼差しで
大人になって逢える時まで
わたしを探さないで 」 横顔/クレイジーケンバンド
作詞 : 横山剣 作曲 : 横山剣
もとめて
もとめて
からっぽの雫が
今 落ちる
残るのは儚く切ない波紋のような
私の気持ち・・・・・
" うたをうたうのはわすれても
ゆうぐれののべの花は目にのこります
都をでて 中仙道をバスにのって
バスをおりてから 橋をわたり
手をふった人の顔をわすれても
のべのほくろのような
えんじ色の花が 目にのこります
川の音が とおくなり
きのうの電話の声をわすれても
のべには のべのしずけさあふれ
花々に 花々のつぶやきあふれて
わたしは わたしを見失います " われもこう/岸田衿子
1929年1月5日 - 2011年4月7日 日本 - 東京都 詩人、童話作家
※女優の岸田今日子さんのお姉さん
めずらしく何とな～くの連日更新ですが
ぽかぽか天気のせいか
どちらかというとこの曲のような
まったりとした音に囲まれていたい心模様です 
" 横顔 " っていいですね
前に少し書いたこともあるんですけど
横顔ってたぶん、いちばん素の表情に思えるし
いちばん今、その一瞬の
その人が見えているような気がするんですよね
人だけじゃなくて動物でもそうなんですけど
やっぱりどれだけ心を許せる相手でも
すべてを出して正面を向くっていうことはできないと思うので
愛犬なんかでも自分と目が合っている時は
必ず何かを考えていると思いますし
そういう意味で横顔って一番好きですね
純粋な美しさ、哲学的な香り
言葉が難しいですけど
その人が辿ってきたものが
多く・・ と言うより、深く漂っているような気がします
横顔の美しい人で
ありたいですね・・
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