どうして人は誰も 離れてゆくのだろう 教えておくれ

 後悔はぬるい雨とともに 土にかえり また花を咲かすだろう


 アスファルトは銀色に光り クツを脱いで歩いてみれば

 優しく僕を叱りながら 小さな粒がふりそそぐ 」 Shower/B'z

作詞 : 稲葉浩志 作曲 : 松本孝弘



今回のはご存知の方も多いかもしれませんが

前の記事で書いたようなオーラを持っている

ぼくが大ファンの方と

その心友の方のお話を・・・



――― 東京・六本木 とある焼き鳥屋


ここはある大御所俳優の方が行きつけのお店・・

その俳優さんとは・・・「勝 新太郎」さん。


勝さんはこの店であるものを毎回のように頼まれていました。

それは鮭のハラス。

これをご飯にまぶして、

お茶漬けにして食べられていたといいます。


話は変わり・・

ある日、いつものように勝さんがお店に立ち寄ると

カウンターに座っていた

ある1人の青年に目が留まった... すると勝さんは・・


「 おぃ!あんちゃん!

 良い顔してるな・・・

 特に良い目してるよ

 石原裕次郎以来のオーラを感じるよ

 ・・・役者やらないか?」


すると・・・



「 初めまして。

 B'zの稲葉浩志といいます。」


これがお二人の出会いでした。


勝さんは稲葉さんがミュージシャンと知り

諦められたそうですが。

その後もプライベートでも飲みに行ったり、

勝さんは時間があれば、自らチケットを買い、

コンサートに足を運んだりして、

B'zのファンの一人になりました。


横浜で行なわれたコンサートでは、

勝さんがステージに上がって行き、

自分が被っていたテンガロンハットを

稲葉さんにプレゼント。


このテンガロンハットは、

勝さんの兄・若山富三郎さんの形見でした。

が、息子のように可愛がっていた稲葉さんに

プレゼントしたいという想いがあったそうです。


ちなみに・・

勝さんが食べられていた鮭のハラスのお茶漬け。

稲葉さんに会い、コンサートに行ってから、

「 バズ茶漬け 」と名づけられるようになりました。

(バズ(BUZZ) = B'zのツアー名)

このお店には・・「"バズ"茶漬け おすすめ 」 と

直筆で書かれたサインとともに、

名物料理としてあるそうです。

(今現在もあるかは分かりませんが)



その後、稲葉さんは「マグマ」という

初ソロアルバムを制作。

このアルバム制作中、

勝さんが、ガンにより病院で闘病生活をしていることを

知った稲葉さんは、予定よりも早くにアルバムを完成させて

スタッフを通してメッセージ付きで勝さんに届けたそうです。


勝さんは何度も何度も...

このアルバムを聴いていたといいます・・・


1997年6月21日、

勝新太郎さんは65歳で旅立たれました。


勝さんが亡くなられてから

約5ヵ月後の1997年11月19日、
B'zは、アルバム「 SURVIVE(サヴァイヴ)」をリリース。


全12曲の内、

11番目に収録されているのが、

沖縄で制作され 沖縄をイメージし・・

さらに、勝さんに贈ったといわれているのがこの↑

「 Shower 」という曲です。


中にはこんな後悔をするような歌詞も・・


" 時間がね できたらね

 もう一度会いたいと ウソじゃなく感じてた

 でも僕はおそかった "


" ほっとするような微笑みを

 心を包みこむ海のような言葉を

 もっとあげればよかった "



・・・稲葉さんの宝物

勝さんから頂いた「 テンガロンハット 」は

自身のプライベートスタジオに

大切に飾られているそうです.....






――― アルバム「 SURVIVE 」

ラスト12曲目の最初のコトバ.....



『 この声が聞こえるかい?・・・

 

 今なら聞こえるかい?・・・

 

 どうか

 

 苦しまないで・・・ 』 Calling(1997年7月9日シングルリリース)



++- この世界のどこかにいるあなたへ -++




" あなたの人生に

 参加できて良かった " unknown