「 ホッとしました 」 Tさん(60歳)
先日、麒麟・田村さんのドラマ版
「ホームレス中学生」が放送されていました。
感想は後ほど(・ω・)/
少しネタバレになっちゃいますが、
田村さんのお父さんもしっかりされた方なのに、
病気で入院中にリストラ・・・。
そして、このTさんは真面目すぎて・・・・・。
― 「新報道プレミアA」(フジテレビ)より
埼玉の自立支援施設で暮すTさん。
Tさんは今年(2008年)の2月頃に、この施設にやって来ました。
彼の履歴書を見せてもらうと・・・
7年前までは警視庁の警察官。
生真面目な性格のTさんはストレスを溜め込み、
酒に溺れた・・・
・・・気が付けば32年勤めた警察も辞めていた。
そして、
お金が無くなり・・・車両生活に。
ある時、車の中で夕食を作ろうと、火をおこしていたところ
お酒を飲んでいたため、つい居眠りをしてしまい、
周りの新聞に燃え移り、車ごと全部燃えて、全てを失ってしまった。
Tさんの足には未だに傷が残っています・・・。
この施設には4人のホームレスが暮らしています。
入ってきた当初は殆ど話すことの無かったというTさんですが、
2ヶ月が経つ頃には隣の部屋に住む70歳の男性と時折会話をするようになっていました。
" 再び職を持ちたい "
そう思い始めていたTさんがアドバイスを受けていた隣の男性は、
入居わずか一ヶ月で再就職を果たしていた。男性は・・・
" 欲を捨てなきゃダメだ "
実はこの男性は過去にスリの現行犯で逮捕され、
4年間の刑期を終え、出所したものの、兄妹からも見放され、
5ヶ月前にこの施設にやって来ていました。
彼を元警察官のTさんは、社会復帰の先輩と慕い始めていた・・・。
" 先輩とすれば感心なものだと。
自分も一歩でも近づきたい気持ちがあります "
そんなTさんに彼は・・・
" やる気になれば何でもできるんだから "
スリと警察官・・・思わぬところで交錯する人生・・・
今年の5月初めのある日、
Tさんは施設の中でスーツ姿でそわそわしていた。
警備会社の面接を受け、
結果の電話を待っているという・・・待つこと4時間・・・
「 ホームレスの状態になったら社会復帰は
難しいということですね・・・・・ 」
・・・その時!電話が鳴った・・・。
・・・数日後、工事現場前で生真面目に交通整理をする
Tさんの姿があった。
採用の電話が来たとき、取材スタッフから
"よかったですね"と言われると、
嬉しさからか言葉がうまく出てこなかった・・・
まるで新米の社会人のように強張りながら面接を受け・・・
通行人から「ありがとう」と言われた初日・・・
初日の勤務が終わり、
安どの表情でTさんの口から出たコトバ・・・
「 ホッとしました 」
Tさんは、
「 めどがたったら施設を出てアパートを借りるなりやってみたい。
私にとっては新しい人生が始まった、そういう風に思います。」
Tさんは再出発にあたり、あることを書いたノートを持ち歩いています。その中には・・・
" 人の意見、おすすめ、注意を受け入れない面がある
自己中心的に物事を見る傾向がある
積極性に欠ける
あまりに慎重になりすぎる "
これからは自分の欠点を書いたこのノートを絶えず持ち歩くという・・・。
" 間違いを犯しても
深刻なものであっても
やり直す機会は必ずある
失敗とは転ぶことではなく
そのまま起きあがらないことなのです " メアリー・ピックフォード
1892年4月8日 - 1979年5月29日 カナダ
女優、プロデューサー、サイレント映画時代の大スター
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