「 孤独――訪ねるにはよい場所であるが
滞在するのには寂しい場所である 」 ヘンリー=ショー
「たけしの万物創世記 - 最終回SP」(2001年 テレビ朝日 より)
えー 一言・・・松嶋さん(オセロ)結婚おめでとう![]()
では・・・本題に・・・
⑤ ~ 結婚 ~ (④ ~ 成人 ~ )
動物の世界ではオスとメスが一緒にいる様子を
「つがい」と言う。ヒトの世界では「夫婦」しかし、
この二つは全然違う。
つがいとは・・・種の保存のため=子を産むためだけの関係。
結婚とは子を産むためだけではなく、
まったく違う個性を持ったオスとメスが共に生活することを意味する。
自然界でいうと、それは寄生や共生の関係に似ている。
例えばヤドカリは背中にイソギンチャクを乗せる。
イソギンチャクはヤドカリの天敵のタコから身を守ってくれる。
また、ハゼはテッポウエビの掘った巣穴に
逃げ込むことで身を守っている。
そしてテッポウエビは触角を常にハゼに付けて行動する。
目の見えないテッポウエビにとって
ハゼは盲導犬代わりともいうべき存在。
これとは対照的にイソガニはフジツボの一種フクロムシに寄生され
ロボットのように操られ、我が子のようにフクロムシの卵を産む・・・。
ただ利用されるだけの人生・・・。
しかし、「夫」と「妻」
それは互いを利用しあうだけの関係なのだろうか?
自然界では父と母にはなるものの、夫と妻にはならない。
群れで行動はするが、家族の絆とも違う・・・
ヒトだけが持つ結婚という形と家族の絆・・・
そのルーツはヒトのメスが持つ意外な性質にあった。
動物の場合、繁殖期はある季節のある期間だけ、
その時だけメスは発情し、メスの合図にオスが誘われる。
動物のメスは子育てが終わらないと次の発情期はやってこない。
乳飲み子を抱えその上新たな子を育てることなど不可能・・・。
400万年前、二本の足で立ち上がることで脳を進化させたヒト。
その大きな頭を通すためにヒトのメスは子を未熟なうちに
産むことを覚えた。
しかし、そのおかげで赤ん坊を抱えたヒトのメスは
自分で食料を取りに行くことが困難になり、
考えたメスはオスを利用することを思いついた。
が、そのためにはいつもオスを引き付けておかなければならない、
そのためヒトは1年中発情できる体となった。
しかし問題が残る・・・
メスは頻繁に子を産むようになり、食料がますます必要になった。
「複数のオスから少しずつ食料をもらう」よりも
「一人のオスから」のほうが確実に多くの食料が
もらえることに気が付いた。
特定のオスとメスが出会う事によってそこには副産物も生まれた。
"二人の子供"
という意識が生まれ、協力して子を育てるようになった。
いつしかオスとメスは「愛」という絆で結ばれ、
家族という関係を築いていった。
そして、家族の絆は未来へ繋ぐ可能性の種を、
その愛によってすこやかに育み、
さらにヒトの証、「脳」を成長させることにも役立った。
結婚や家族の絆を生み出したことが、
ヒトの更なる進化を後押しすることになった。
元々は利害関係のみで成り立っていた結婚・・・
それは寄生であり共生だけの関係であった。
ヒトの男と女はその関係を進化させた、
愛という名のもとに・・・
未来につなぐべき自分たちの子を迎えるために・・・
そして家族という深い絆でヒトを進化させるために・・・。 つづく・・・
