全く恥ずかしいことに「阿蘇山」と聞いてイメージするのは、「緑色の丸い山。」しかなかった私。。この訪問は本当の所、最初あまり興味を持っていませんでした。
それが、実際に訪れてみると、数々の神話が存在する神秘性と、想像以上に雄大な自然にすっかり魅了されてしまいました。
阿蘇山は正式には阿蘇五岳(あそごがく)といい、高岳・中岳・根子岳・杵島岳・往生岳などの山が連なっています。その中の一つ、根子岳はギザギザの頭を持つことで有名なのですが、どうしてそんな形をしているかと言うと、何でもその昔、他の山との背比べに勝つために、根子岳が鬼たちと交わした契約が原因で阿神様を怒らせてしまいます。怒った神様は、根子岳の頭をピシャリピシャリと何度も叩き、頭がギザキザになってしまったそう。
神話が真実かどうかなんて確かめようがありませんが、他の山と比べてみてもそのギザギザ頭が異様なのは確か。ひとつだけ異彩を放っており、なんとなくそのギザギザ頭を撫でてあげたい衝動に駆られました。
車を走らせている所にポコンと現れる丘、「米塚」。
その昔、神武天皇の孫神、健磐龍命(たけいわたつのみこと)が収穫した米を積み上げて作ったとされ、頂上のくぼみは健磐龍命が貧しい人にその米を分け与えた時にできたものと言われています。
その丸いフォルムと言い伝えに一番訪れたかった場所の一つですが、この時期の緑よりきっと5月頃の黄緑色の方が美しい景色が楽しめると思います。
今回は車で行きましたが、走っても走っても走っても緑!山!阿蘇山がこんなに大きいとは思いませんでした。それぞれの山が持つ特徴はそれぞれ異なり、また数多くの神話の存在もあり、まるで昔話の中にいるような感覚も味わえる不思議な場所でした![]()




