フェアトレード Fairtrade

フェアトレード(Fairtrade)とは日本語で、公正な(fair)取引(trade)のことをさします。

最近、この言葉を見かけることが増えましたが、どうしてフェアトレードが重要なのか、
今回は、このフェアトレードについてのお話です。




こんなマークがついたもの、見たことありますか？

フェアトレードの製品は、発展途上国で作られた原料や製品で、
この目的は、
発展途上国の生産者(だいたいとても貧しい人たち)を搾取しないように、彼らの弱い立場を悪用せず、
「適正な価格」で継続して取引をする約束をして、生産者たちの生活を改善したりできるように手伝うということです。　

(※この「適正価格」というものが、どういう根拠でつくられているかという批判もありますが…)


つまり、買い手(だいたい先進国の大きな会社など)によって、言い値で取引されたりすると、生産費を安くするために、労働者はごくわずかな賃金しか払われなかったり、児童労働を用いて生産することにつながってしまいます。
さらに、乱開発によって環境破壊が進んでしまったりします。

フェアトレードで取引することによって、低賃金労働者や児童労働を防いだり、環境改善を手助けすることができます。

フェアトレード製品は主に、食べ物が多いのではないでしょうか？　フルーツ(バナナとかオレンジとか)、チョコレート、コーヒーなどなど、本当にいろいろな種類の製品があります。
他には、衣服や手作りの工芸品などもあります。

スターバックスなどでも、フェアトレードのコーヒー豆が使われたりチョコレートが売られていると思います。

もしかしたら、フェアトレードではない製品と比べたら、フェアトレード製品は少しだけ高いかもしれませんが、
私たちに気軽にできる国際協力という点で、私はとてもいい活動だと思います。

----------

私もフェアトレード製品があれば、選ぶようにしています。
私が最近買ったフェアトレード製品は、エクアドル産の「オレンジ」です。
スーパーマーケットで他のたくさんのオレンジと並んで売られていました。

ちなみに「エクアドル(Ecuador)」って、現地語であるスペイン語で「赤道」という意味。
赤道の真上にあるからそういう名前がついたんでしょうね。





いつも応援ありがとうございます！
ブログを広めるためにクリックにご協力ください→