さらば、カリブよ。
カリブに滞在して、１１日。
思い返せばあんまりいいことなかったなぁ。
カンクンに着いて、すぐ風邪ひいて。
ダイビングライセンスのレッスン。
風邪がまだ治ってないのに、それは始まった。
片道３０分の道のりを毎日往復
初日。
朝は結構天気がよかったのに、またもやスコール。
何よこの雨ー！天気予報と違うじゃない！
（別に天気予報なんて見てない）
てな感じでダイブショップに到着。
ずぶ濡れになった体で、
学科の勉強で２時間ビデオ学習。
寒い！寒い！
そして、午後からは雨の中早速海へ。
海中でレギュレーター（タンクの酸素を吸うための空気口）をつける練習。
ゴフォ・・・！
早速カリブ海を飲んでしまった。
なんてしょっぱいんだ。
身も。心も。
海中で、わざわざ海水をマスクに入れてそれを抜く練習。
フガフガ・・・！
うまくいかず、またもや海水を飲んでしまった上、
鼻に水が入ってしまい、
生き地獄。
あぁ・・・もう・・・。
こんな初歩の段階でつまづいているなんて、この先思いやられる。
帰り、またもや絶妙のタイミングでスコール。
先生がカッパ貸してくれたから行きほどではないけど、またずぶ濡れになりながら宿に戻る。
カリブよ、私が嫌いですか？
二日目。
雨は降らなかった。
また、学科をやって、
海での実習。
海中をマスクなしで泳ぐ練習。
目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
染みる。
三日目。
海洋実習と学科試験。
もう、マスクはずしたりはなかろうと思っていたのもつかの間、
海底３ｍくらいのところでまたマスクのをつけたりはずしたり。
そのほか、いろいろなミッションをこなして、試験をして終了。
今日で学科ともおさらばじぁぁぁ！
四日目最終日。
海洋実習のみ。
ないと思っていたマスクの取り外しがまたあった。
でも、今日はゴフォ・・・！もフガフガ・・・！もなかったゾ
海中での動きにだいぶ慣れてきて、周りの景色を見る余裕さえ出てきた。
海には、エイとかシャコとか、たくさんの食べたらまずそうな色とりどりの鮮やかな魚がいた。
さらに、素晴らしい筋肉を持った人間も・・・！
実は、コスメルでは今度の日曜日に「アイロンマン」というトライアスロンの大会があり、
島には、細すぎもしない、マッチョすぎもしない本当にバランスの良い筋肉の持ち主たちであふれていたのだ・・・！
トライアスロンは、マラソン、チャリ、水泳の３種目を競い合う。
私が、潜っているとき、ちょうど海面で水泳の練習をしているアイロンマンが見えた。
なんてステキな筋肉なんだろう・・・なんて下から眺めてボンヤリしていたら、
魚に指をかまれた。
指が・・・！
別に何ともなってなかったんだけどさ。
ちょっとびっくりしたよね。
そんなこんなで試験もクリアして、
ムチ
ムチ ムチ ムチ ムチ
ムチ ムチ ムチ ムチ アメ
的な先生からライセンスを認定してもらいましたとさ！
せっかく大変な思いをして取ったライセンスだから、
ファンダイビングをやっていこうかと思ったけど、
「お皿パリーン！しかも郵便局は５分前にしまってたよ事件」が発生したのをきっかけに、
ファンダイビングもやらないで、島で開催されるアイロンマンも見ないで、次の日島を出ることを決めました。
その事件とはいかに。
ライセンスを取ったら顔写真を貼ってＰＡＤＩという組織に送らなきゃいけない封書があって、
その封書のコピーをとって、郵便局に出す必要がありました。
コピー屋さんが結構離れたところにあって、
コピーを取り終えて、時計を見たら４時１０分。
郵便局は４時半にしまるので結構時間が迫っていました。
さぁ、時間がないよ！って急いで郵便局に向かったはいいけど、場所がなんとなくでしかわからない。
そのへんにいたおじさんに道を聞いたら、結構違うところを教えられて、時間がなくなっていく一方だった。
そんなこんなでようやく見つけた郵便局。
おおぉ・・・！あったぜ～なんて思いながら、自販機と棚の狭間にチャリを止めた。
ガシャーン
にぶい音がした。
え？
なに？
と思って下を見たら皿が割れていた。
どうやらその棚にはなぜかりんごが入ったタッパーと使用済みで汚れた皿が３枚乗っていたらしい。
そのうちの一枚がチャリを止めたはずみで落下したみたいだ。
ご、ご、ごめ・・・
周りのみやげ物屋のおっさんどもにピュ～！なんてはやしてたられた。
一人のおっさんが寄ってきた。
でも私は、「一瞬だけ郵便局に行かせて！！！お願い！！！」（※日本語）
って言って、郵便局に入ろうとしたら鍵が閉まっていた。
ファーーーーーーーーーック！！！
時計見たらまだ５分前だろうが
そんなに早くに閉めんなよって思っても、
ムダなんだよね。
結局割らなくていい皿を割って、
封筒も出せずじまいで、
私って一体って心境。
どうやら寄ってきたおっさんが皿の持ち主だったみたい。
「私、どうすればいい？」
って聞いたら、
「俺に聞かれても困る。あっちにいるのがボスだから」
っておっさん。
ボスって明らかにあんたのかみさんじゃん。
ボスに聞いてくるって言ってから彼は一向に戻ってこなかった。
そしたらなぜか隣りのみやげ物屋のおっさんが、
「ドンウォーリードンウォーリー！ノープロブレム」って言ってくれた。
お前にそんな権限はないはずだが、この際いい！
逃げよう。
「ロシエント！ロシエント！」（＝ごめんね）
ていいながらそそくさとチャリにまたがり、その場を退散しようとしたその瞬間。
「待て」
と、隣りのみやげ物屋のおっさん。
サー・・・今度は何？
って振り返ったら、
いざって時のためにリュックにつけてた、カラビナ買ったときについてきた笛に注目していた。
「これは何だ？」
って聞かれたので、
「えっと、えっと、笛です。ハハハ。」（※日本語）
て言って、目の前で吹いて見せたら、
「くれ」って言われたので差し上げた。
なんで、何の被害もこうむっていないこいつに？
って思いながらも、今度こそ退散した。
このからまわりぐあい。
やっぱり、島、出よう。
そう決心した。
でも、全部が全部トホホな出来事ばかりじゃなかったです。
ちゃんといいこともありましたよ。
ライセンスの無事ゲットン！
テキーラ
バーベキュー
めくるめくたこ焼きパーティー
スーパーかわいこちゃん（宿の看板娘）との楽しいＤＳ対戦。
（ＤＳ、魔がさしてもってきて良かった・・・！）
※写真はどっかのロリコンが見たら困るので、載せません！
かわいい看板犬に出会えた
このワンコはじける元気１２０％
なんだかんだでいい思い出もできました。
海もキレイだったし、ダイビング上達したらもぐりにきたいな。
さらば、カリブ、コスメル島！！！
なんだかんだでありがとう！！！
さて、そろそろグアテマラに行きます。
宿
カサ・コスメレーニャ
１２０ペソ ８泊
全体的に素晴らしくキレイ
特にキッチンなんかそりゃもう！！
６人のドミトリーのみなので、予約していったほうがベター