来た道を戻り、曲がり角でバス停と逆の方向へ。

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たまに車が通るくらいで、ずいぶん人気の無い道。
しかも途中から、舗装されてない道に入る。
ここは一人で歩くの微妙だな~。
何かあった時、周りに民家ないから気づいてもらえなさそう。

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坂をのぼりきると民家もちょっとずつ見えてきて、ひと安心。
あと少しで教会だってところで、おっと野良犬の登場だ。
周りの家からも、たくさんのワンコがぎゃんぎゃんと盛大に私を迎えてくれる。
繋がれてる子はいい。野良は避けたい。
そっちにいられると私が教会に行けないじゃないか、早くどっか行ってくれー。
と、少し離れたところから様子を見る。

しばらくすると、ワンコはみんな奥の方へ引っ込んでいった。
繋がれてない子もどこかの家に入っていった。放し飼いワンコみたい。
なおもしばらく待って、出てこないようなので進んでみる。
周りのワンコたちも落ち着いたのか、もう吠えない。
襲われずに、わんこエリアを通り抜けることができた。
ほっとしたー。

そんでようやく見えてきました。
プロピシュの木造教会。
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外観はさっき見た教会とずいぶん似てる。
やっぱり塔が細長い。

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ここは中には入れないらしいので、入り口だけ。

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なんでこんなところに木槌が?と思ったら、これは鐘代わり。
この辺りは、石での建築だけでなく金属の鐘を鳴らすことも禁じられていたそうで、
この木板と木槌が鐘の代わりだそう。
(後日知り合ったタニグチさんという方のFacebookで教わりました。)

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浅くシンプルな木彫りってのもさっきと同じ。
しかしいい味出てるなぁ。

周囲にはお墓。
多くは花輪などで飾られています。
青い花が多いのは、国旗の色にも青があるからなのかな。
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教会の敷地を囲っている壁は、木を編んで作られているよう。
これもなかなかかっこいい。
この辺りは、木の加工産業が昔から盛んだったんだろうな。

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この教会で感動的だったのは、教会前から見渡せる景色。
とても田舎な、日本むかし話に出てきそうな風景だった。

滞在は約20分。
なんかちょっと曇ってきたし、雨になる前にさっきのバス停に戻ります。

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人気のない舗装されてない道を抜け、民家の中の道路をひたすら歩く。
可愛い色合いの家や門が多いなー。

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途中、今見てきた両方の木造教会が見えるポイント。
写真には収まってるかな。
左がシュルデシュティ、右がプロピシュ。

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ほとんどの家が家庭菜園をもっているようで、
りんごやブドウがなっているのをあちこちで見かけた。
とある家では、ご夫婦がハシゴをかけて、庭のブドウ狩り真っ最中だった。
家庭菜園、ちょと楽しそうだな。(オースのファームで懲りたはずだがw)

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タイヤの上にいるこの猫、枝へ飛び上ろうとして思いっきり下に落ちたの見ちゃったw
野生の猫でもそんなミスすることあるのね。

さて、バス停に到着しました。
ここからは耐久勝負、何時にくるかわからないバスをひたすら待つ。
今は14:30を過ぎたところだから、16時になっても来なかったら歩くことにしよう。
(バイアマーレから歩いてここまできたという人のブログも見たから、できないことではない。
ただし地図によると3時間以上はかかるみたいだw)

反対側(バイアマーレ→Cavnic)のバスはたくさん来るのに、こっちは全然こない。
来たと思っても、直前で曲がって別の方向へ行ってしまう。
そわそわと待つこと約1時間。
ようやく、バスが来た!
これで無事にバイアマーレまで帰れます。

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バイアマーレも目前になったら、私以外の乗客がいなくなった。
すると運ちゃんが、私の好きなところで降ろしてくれるという。
そんな、先のバス停では誰か待ってるかもしれないのに、いいのかな。

けっきょくお言葉に甘えて、市場の前で降ろしてもらった。
まだ払ってなかったバス代を払おうとしたら「いいよいいよ!」て。
なんで、いいの??ありがとうございます!

素敵な運ちゃんおじさんはブロロロ、、、と走り去って行ったのでした。
うわーいラッキー。

こうして木造教会RPGは無事の帰宅をもっておしまい。
さて、コーヒーでも飲んで一息つこう。