熊谷うちわ祭



毎年72022日までの3日間で執り行われる関東一の祇園祭です。毎年多くの人出がある、埼玉県有数の祭り。その昔、祭りの日に赤飯を炊いて疫病除けを行うという風習に基づいて、商店で赤飯を振る舞ったのが「熊谷の赤飯振る舞い」です。後に赤飯の代わりにうちわを配り、評判となったため「熊谷うちわ祭」と呼ばれるようになりました。


祭りは、全行程10.5km、約3時間半に及ぶ渡御(とぎょ)祭から始まり、2日目には各町の山車・屋台が整列し巡行する「巡行祭」が行われます。最終日は全12基の山車・屋台が集まり、「曳っ合せ叩き合い(ひっかわせたたきあい)」で祭りの最高潮を迎えます。その後、厳かな空気の中、御神輿が本宮まで戻っていく「還御祭(かんぎょさい)」が執り行われ、静かに祭りを終えます。







午後6時より国道17号線に交通規制が敷かれ、各所で祭りの終わりを惜しむかのように多くの叩き合いが行われます。 

クライマックスは3日目の夜。あちらこちらの街角で引き合わせ叩き合いが繰り広げられながら、山車と屋台がお祭り広場に集結します。
ライトアップされた山車・屋台。数万人の人の波。夜空に響きわたるお囃子と歓声。訪れた人の誰もを熱く燃えさせます。



■熊谷うちわ祭
開催期間:2023年7月20日(木)~22日(土)
会場:八坂神社、お祭り広場、熊谷市街地など
問い合わせ:048-524-1473(熊谷市商業観光課)