みなさん、こんにちは!

 

今日の日記は、2017年2月5日,

アウシュビッツ強制収容所博物館に行った時の日記です。

 

気づき 

2017年2月5日 アウシュビッツ訪問

 

アウシュビッツにいる時、胸が張り裂けそうだった。

あの場所で起きたことが恐ろしく過ぎて、信じられなくて、悲しい。

言葉でうまく言い表せない、ネガティブな感情が心の中でぐじゃぐじゃになっている。

 

Rucasが言ってた "You can talk about this experience and make people visit there. 

If we don't leran about it, we would do this again."

 

この言葉、忘れない。

 

 

学び

アウシュビッツは、私の世界一周旅行の経験の中で、

最も記憶に残っている場所です。

 

私は小学生の頃、

父が家で映画「Life is beautiful」のビデオを見ていて

はじめてホロコーストの歴史を知りました。

 

その時父に、アウシュビッツが現在が博物館になっていると聞き、

いつか絶対に行きたいと思っていました。

 

アウシュビッツ強制収容所は、

第二次世界大戦中、ポーランドにナチスドイツによって作られた、ユダヤ人を虐殺するための場所でした。

100万人以上のユダヤ人がガス室や人体実験など

とても惨い方法で殺さています。

 

博物館内には、実際に使われていたガス室、

遺体を焼くための焼却炉、銃殺に使われた壁などが残されています。

 

実際の場所に足を踏み入れた時、

亡くなった人々のの恐怖、無念、悔しさ、怒りなどがまだ残っているような気がして、

感想を聞かれても、泣いてしまいうまく話せませんでした。

 

この時、日本人ガイドの方が「なぜこのような惨いことか起きたのか考える必要がある」

と言っていたのが印象的です。

 

この言葉を聞いて、アウシュビッツの歴史を知って、涙を流し、過去の人間が犯した過ちとだけとらえて処理して、

今の平和の世の中に感謝する、みたいな考え方は違うなと思いました。

 

今の世界も決して平和ではない。

戦争、気候変動など、社会問題がたくさんあります。

 

私がアウシュビッツから学んだことは、

今の社会が抱える問題について、一人一人が考え、行動する必要がある

ということです。

 

国のいう事や、周りの人のいう事を何となく聞いていたら、

気づかないうちに、問題の一部になってしまう可能性がある。

 

人間は弱い生き物です。

特に、自分に大きなストレスがかかっている時、

意識的な思考、決断ができず、

周りに流されやすい、という性質を持っているということ。

 

「過ちを繰り返さない」ためには、

そんな人間の弱い特性を理解して

社会の問題を自分で考え、行動に移していくことが必要なのではないかと思います。