みなさん、こんにちは!
今日の日記は、2016年10月19日にイタリアで有機農家に
ファームステイをしている時に書いたものです。
過去の気づきを今の学びに変換したいと思います。
気づき
2016年10月19日 おいしいの定義
いつも通り料理がおいしすぎたので、
夕食後、マリオに料理のレシピを聞いたら、
"You don't understand!!"と強く言われた。
どうやら、彼の作る料理には決まったレシピはなく、
その時に採れる季節の野菜、
質の良いオイルを使っていれば、
自然においしいものができるらしい。
確かに、ここで出される料理は、
味付けはシンプルで、素材の味がびっくりするぐらいガツンとくる。
良い食材を使っていれば、
細かい味付けのテクニックはいらないんだろうな。
マリオからは、「わかってないな~」みたいに、少し嫌味っぽく言われたけど、
これは言われてよかった。
結構な衝撃でした。
学び
マリオにこの言葉を言われるまでの私は、
おいしい料理は、調味料の合わせ方とか、火をどれぐらい入れるかとか、
料理人のテクニックから生まれるものだと思っていました。
でもその考え方が、このファームステイ中にかなり変わり、
「おいしい」の定義が決まったんです。
▼おいしい料理とは-----------
・調理法より、素材の味が命(質の良い食材を使う)
・素材の味をガツンと感じられる
・Loveを感じられる
------------------------------
質の良い食材=フォアグラなどの高級食材ではありません。
旬の野菜、オーガニックで育てられた野菜、ストレスの少ない環境で育てられた肉などです。
イタリア料理と聞くと、おしゃれなイメージがありましたが、
私がファームステイ先で毎日感動していた料理は、イタリアのお母さんが作るような?
家庭的でシンプルなものばかりでした。
マリオからのもう一つ印象的だったのは、
「料理に大切なのは、良い食材と💘LOVEだよ」と言われたことです。
こんなにおいしい料理を作る彼が、
大切にしていることはLoveなのだと知った時、嬉しかったです。
なぜかというと、良い食材とLoveなら、
今の私にもあるからできるじゃん!と思ったからです。
マリオ、私は当時、あなたの性格は嫌いだったけれど、
私のおいしいを決める、一生の学びをくれました。
日本に帰ってからも、この考え方が軸となり、
今も毎日家族に料理することを楽しめています。
ありがとう。