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ワールドウォッチャーの『世界に喝!』

現中国在住、全世界を飛び回ってきた元商社マンが酔った勢いで物申す。偏屈斎!

  賃貸マンション地下駐車場で一人でトラックから荷物を降ろしていると会社の、生産部部長が運転する四駆が入ってきた。工場から数名応援部隊を連れて来た。トラックの運転手と班長も駆けつけて来た。これで一安心、吾輩はワーカー一名と部屋に戻った。先ずは大物の洗濯機、書棚三台を設置場所に据え、あとはリビングに積み上げた。最後の荷物を運び入れ、これで全部かと尋ねると、あと半分残っており、トラックは引き返したと、なんと荷物の多いこと、自分でも呆れてしまったよ。

吾輩はリタイアし、来年帰国したらミニマムライフを実践しようと思っている。それには先ず断捨離が必要。帰国までには必要な本を除いてほとんど全てを処分してしまわなければならないことをいまさらながら実感した。時刻はすでに八時を回っている。更に荷物が来るので、いつまでもぼんやり荷物の山を見ているわけにはいかない。ワーカーのお兄ちゃんと手分けして二人で少し整理することにした。お兄ちゃんは台所、吾輩はトイレと寝室。この三か所はすぐにでも使用する重点箇所でここから攻略しなければならない。




(文章がダラダラ続くと嫌われるので、写真を一枚。これは今朝ベランダから撮った東風日産工場)


お兄ちゃんと整理が終わったのが十時。昼から何も食べていない。腹が空いたかと聞くと、遠慮がちに少しと云うので急いで外に食事に出た。この時間ではもう食堂は閉店しているかもしれないと足を速めた。雨はポツリポツリと少ない、近道をしようと広場を横切ろうとした途端に足を滑らせ四つん這いになった。不覚にも池にはまってしまった。お兄ちゃんが驚いて池に飛び込んできた。この素早い行動に義侠心を感じた。気恥ずかしさはあるが、ここは何事もなかったように平然と立ち、池から出た。




(この写真も今朝ベランダから撮った。「東方遥拝」)


正面入り口付近のマンションの一階は店舗になっており、まだ開店していた湖南料理店で食事をして戻った。お兄ちゃんはご飯を三杯お替りした。大分お腹が空いていたのだろう、吾輩は瓶ビール一本にご飯は少なめ。部屋に戻り、ずぶ濡れのズボンにシャツを着替えて椅子に掛けると、時刻は十一時。お兄ちゃんにケータイでトラックを確認させると、大渋滞でまだ引越し元に着いていないと・・・。

スマホの着信音で目が覚めた。うかつにも眠ってしまった。班長からで、いま荷物を積んだトラックが地下駐車場に到着したと。時計を見ると二時を少し過ぎていた。




(写真三枚目。この通り「風神大道」の左上の峠を越えて、これから「通勤ウオーキング」が始まる。ほぼ3キロ・徒歩40分)


結局荷物を全て部屋に入れ終わったのは二時半だった。帰ってきたワーカーたち、運転手・班長・ワーカー三名はまだ食事をしていないと聞き、お兄ちゃんを交え五名で食事に出かけた。この時間帯に食堂は開いているのだろうか不安だが、班長は大丈夫、私が案内しますと云うのでトラックの荷台に三名を載せて真夜中の街道を走った。


なるほど「深夜食堂」があった。街道に面してテントを張った露店食堂だった。ビールを頼み、引越しの打ち上げを行い、部屋に戻ってシャワーを浴びてベッドに入った時には明け方の四時を過ぎていた。