工場である城を預かって半年余りが過ぎた。城普請(工場改造)もほぼ完了し、家臣(従業員)もようやく頭数だけはそろった。人材の招聘がなかなか難しい。「千里の馬」がほしいのだが、どれも「十里の馬」しか集まらない。このダメ集団を精鋭にして戦わなければならない。映画、ドラマではよくあるパターンでダメ集団の野球チームが甲子園めがけてガンバル熱血根性もの。
やりがいのある仕事だが、最近胃の調子がどうもおかしい。工場の油でギラギラした料理が原因じゃないかと推測し、なるべく休日と夜は自炊をすることにした。日曜の夜、さっそく回鍋肉(ホイコーロー)を作った。ついでにカブの酢の物ともやしのナムル。
料理を作るのはさほど苦にはならない。レシピと工場の加工工程とは相似ている。最近、ネットを見ながらレシピ帖を作っている。工場の「加工標準書」を作る参考になる。どちらも手順と写真でわかりやすいのがいい。
味はどうかと云うと、正直あまりいい出来だはない。大さじ幾つとか小さじいくつとかあるが、面倒くさくてアバウトでやったのがいけない。やはりさじ加減は大事だな。工場加工製品だと寸法公差だな。
ここ中国は食材が安い。市場とスーパーでレンコン、玉ねぎ、りんご、ピーマン、もやし、油揚げ、キャベツ、長ネギ、きのこ各種、食パン・・・などなど合計で100元(1500円)ぐらいだった。これからは生産の勉強、人生修行をかねて料理作りに励んでみようと思う。

