男の品格 | ワールドウォッチャーの『世界に喝!』

ワールドウォッチャーの『世界に喝!』

現中国在住、全世界を飛び回ってきた元商社マンが酔った勢いで物申す。偏屈斎!

  先日帰国し、心臓カテーテールの検診で入院し、病院で二泊三日を過ごした。検診の結果は異状なしでほっとした。担当医である院長は五十歳前後でブログを見ると「宇宙戦艦ヤマト」の大フアンとあり親近感をもった。この病院知る人ぞ知る(もちろん知らない人は知らない)心臓カテーテル処置の日本最高峰の技術を有している。こちらが歳を取ったせいか、オペ室の医師、看護師は皆若い。何だか高校生が手術着を着ているようで微笑ましく思った。




病室は五人部屋、退屈なのでデジカメを持って院内を散策する。患者の七割以上は高齢者ではないかな。歳をとるにつれて身体のあちこちにガタが生じてくる。機械と同じように定期的メンテナンスが必要で、メンテをすれば寿命が延びる。部屋に戻り、川北義則の「男の品格」を読む。男を磨くことを心掛けて来たので、題名に魅せられこの本を買ってみた。しかし、なんてことはない、当たり前の内容であった。で、ちょっと自分と本の内容を比べてみた。

「ちょいワル」は男の魅力とある。ちょいは中庸か、ほぼ該当か。「自分スタンダードな男になれ」、独自の魅力的な価値観を持っていることか、自分本位で生きて来たから完全に当てはまるな。女にモテたければ男の経験値を高めよとある。成程と読んでみると、男を磨くには「一人暮らし」「海外一人旅」だと、吾輩は中国一人暮らし十七年、二百パーセント当てはまるが、別に女にモテたいとは思わないな。「品格」の基準がどうも吾輩とズレてるんじゃないかな。

最後にシンプルライフ、好奇心に旺盛であれ、遊び心とあるが、全て経験済みで取るに足らぬ。普通に男として生きてきたことが「男の品格」とは、どうも世の中、男は常に磨きをかけることを心掛けることを失われているのか・・・