おはようございます 人事コンサルタント/社会保険労務士 内野光明です。

経営悪化に伴い再建策を模索中にある日航ですが、財務上、重荷となっている退職金について減額支給できるかどうか焦点になっています。

そもそも退職金はその積み立て方法として、確定拠出型と確定給付型に分かれます。

日航が退職金を減額をしようとしているのは確定給付型です。

確定給付型とはあらかじめ受給できる額が決まっている退職金制度です。
受給額が決まっていない、というのが確定拠出型(たとえば401K)です。

ここで減額を認めてしまうと、社会問題に発展することが目に見えていますので厚生労働省も首をたてにはふりません。

適格退職年金の以降期限が迫っています(2012年3月まで)。
確定給付型でいくのか、確定拠出型でいくのか、答えをそろそろ出さなければならない時期になりました。確定給付型にした場合、規模は違えど、日航が抱える退職金の積み立て不足問題が大なり小なり発生することを覚悟しておく必要がありますね。

参考
確定給付年金の給付減額要件
・経営が悪化し、やむを得ないまたは減額しないと掛金が増え、掛金拠出が困難
・受給権者の3分の2以上の同意
・希望者には最低積立基準額を一時金として支給



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