最高気温31度…。つうか夜なのになんだこの暑さは。完全に熱帯夜っぽいです。
北国…どうした…。

えーと、それはともかく。
出不精なのを叱咤して色々。映画行って来た。
今回はハクソー・リッジです。メル・ギブソン監督、太平洋戦争、しかも沖縄。
無事に日本でも公開されてホント良かったな、と思ったわけですが。
えーと。凄く、良かった。ホントに良かった…。
この下、感想。ネタバレ要注意!!




実在の衛生兵、デズモンド・ドスのお話で舞台は沖縄、ハクソー・リッジと呼ばれた前田高地の戦いの話。
志願兵として陸軍に入ったのに、武器は持たないと誓いをたてていたデズモンドは衛生兵を希望。銃を持つことを拒否するデズモンドは上官や仲間たちから辛く当たられ、軍法会議にまで発展。彼の信念を認めながらも、戦場で武器を取らない事が仲間にも彼自身にも良いものではないと上官は諭すが、デズモンドは信念を曲げない。結局、父や妻の協力もあり、希望通り衛生兵となることを許される。
太平洋戦争末期。デズモンドたちは沖縄での戦いへと身を投じる。ハクソー・リッジと呼称されたその切り立った断崖は、6度攻めて6度撤退を繰り返した激戦地だった。
死兵と化している日本軍との戦いで、デズモンドはたくさんの仲間を失っていく。
武器をとらない自分が出来る事は救うことしかないと、デズモンドは一人、ぎりぎりの救出を続けるが…。

という筋。実際の衛生兵のお話、と考えるともうなんというか…。「あと一人、あと一人だけ」と救出を続けるデズモンドの姿に涙しかない。途中からもうずっと涙止まんなくてな…。
確かに戦闘描写はすごく、残酷です。完全に「物体」として描かれる人の身体、というのは本当に目を覆うばかりというか。血がとかその他もろもろも、がっつり映るのですが、それ以上にやはり人であったものがただの物になっていく、というのを見るのは辛いし怖い。
デズモンドの周りで仲間たちが誰彼構わず死んでいくし、仲間は死体を盾にして銃撃したりします。戦争の悲惨さといったらそれまでですが、これが戦争ということなんだろうと呆然とするしかない。
特筆すべきは日本軍の描き方でした。沖縄戦ということで日本はどういうふうに描かれるんだろうと、確かにちょっと思ったわけですが。監督は日米どちらにも肩入れしていないように見えます。日本軍が特別悪く描かれることもないし、自害シーンとかもただただ、あったことをそのまま描いた、という立ち位置に見えます。デズモンドという衛生兵のお話、という立ち位置。これはすごく、好印象。
なので、逆に辛いというかね…。戦争って。
前半の軍法会議までの流れも良いです。辛い目にあって居場所もなくて、それでも信念を曲げようとしないデズモンドを辞めさせたい上の方とのあれこれとか。デズモンドの信念を認めた上でのやりとりとか。まあ、そのあたりからずっと泣いてたわけですがね…。涙腺…。
良い映画です。文句なし。
音響もなんか知らんがすごい良かった感。なんだろう、あの迫力…。
あとキャスト。デズモンド役のアンドリュー。可愛いんですけど(笑)特徴のある笑い方です。
あとは個人的に大尉役のサム。わー、年食ったなあ(待て)好きです。こういう映画は大体において中間管理職な尉官あたりが、上と下の板挟みになってるのが良くも悪くもじりじりするのですが。この作品もね、そうだったね。大尉と軍曹がすげえ良かったです。軍曹…!!!いやもう「行け!」はちょっと!!「デズモンド!!?!?!?!?…いや、そうだろうけども!!!!」と思った(笑)





そんな、わけで。
上半期…じゃなかったもう下半期か?とりあえず今年見た中で一番好きです。本当血みどろだから、と見ないのはもったいないです。宗教観の違いでわかりにくい、とか洋画にはありがちですが、これは単純明快なのでそこも良いんだと思う。それにしても、メル・ギブソン…凄いな…。
前田高地、ちょっと勉強してからもう一度観に行く所存。

本当こう…予想外だなあ。他の映画観なくてもいいからこれもっかい見たい…とか思っちゃってるのがすごい。

とりあえず後は、パイレーツオブカリビアンとライフとTAP。夏は関ヶ原!!
…何にしてもインプットしたらアウトプットに生かさないとなりません。夏、原稿。まったく手ついてないですが。大丈夫か。つうか本当仕事があれすぎて心にゆとりがないのが悪い…。
身体は身体で肝機能障害になってたし。ちょっと待て。それどうしたらいいのですか、センセイ!!