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和食


昭和一桁生まれのオッサンがホテル滞在して5日目。
特上の寿司や焼肉盛り合わせや和食を夕食時に食べている日々です。

海外生活50年、亡姉との日本での結婚生活10年ちょっと。
彼は海外生活が長いせいか、一見すると紳士的ですので
「どうぞ、気にしないでお仕事続けてください。」
などと言う。半分はエトランゼなんだろう。

もともと幻覚癖がある義兄ですが
先週から、住まいにいろんな人々が現れ、いろんな行動をするらしい。
お盆にうってつけの納涼話のような
まるで黒澤明監督の映画『夢』のような内容です。
「もう、あそこには住みたくない。」
と言うのでビジネスホテル住まいをしてもらってました。

私は彼ほどの年齢になった経験がないので実感がわかないけど
彼にはそれが、現実なんだろう。

そばに座って一日中話しかけられていると、仕事に集中できないことがやっとわかった。
彼の望む快適な暮らしが私にとって快適な暮らしではないことがわかったので
高齢者サービスつき住居を先日一緒に見に行った。

なんとなく、入居したくなさそうな彼の表情をみていると
私もなんとなく、いたたまれなくせつない気持ちになってきて
モンモンとした感情のままで過ごしているこの数日です。

できれば、入居させたくない気持ちは
私のワガママなんだろうと思いながら一緒に歩いていたら
決心が固まった



続く