彫塑も建物も素晴らしかった | Weblog from Worktable

彫塑も建物も素晴らしかった


この時から見たかった朝倉文夫氏の彫塑。

先週のことですが、谷中にある朝倉彫塑館に行ってきました。

猫の彫塑も人物像もオミゴトとしか私には言えません。
朝倉文夫氏は観察力がズバ抜けているんでしょうね。
ナデナデしたくなるような生き物の捉え方でしたが
触ってはダメなので、ナデナデできませんでした。

おみやげに、朝倉氏自身が住居兼アトリエ建設について書かれた本
『我家吾家物譚』 と、ポストカード
『たま』1930年作(ブロンズ)・『墓守』1910年作(石膏に着色)
と前述の地図を買いました。


朝倉彫塑館

朝倉彫塑館 蘭の間

朝倉彫塑館みやげ

朝倉彫塑館屋上

当家の彫塑



1907年~1935年にかけて増改築をし
建物が出来上がっていく様子が書かれている本を先程読み終わりました。

美校時代に、ご本人の中では、すでに設計はできていたらしく
卒業と同時期にアトリエを建ててしまう。

石膏で作った『墓守』にペンキで塗装するはなしや
大工の棟梁との金儲けの秘訣のやりとりなどが書かれています。


「金儲けの秘訣は一生懸命に働くことよ、怠けずにねー」
「働くといってもやたらに働いて体をこわしてはつまらない
仕事を楽しんでやることだね、楽しむということが一番肝心」


おおらかな時代。
設計者としてのアイデアもスバラシイ朝倉さんのはなしは
とても面白かった。
きっとコミュニケーション能力にたけていたのだろうと思う。

朝倉彫塑館リニューアルオープンの動画





朝倉氏の彫塑にまぎれて
最後にある石膏像の写真は、コミュニケーション能力にたけていたワタクシの母
福岡澄子が遊びで作ったモノです。
モデルは幼きころのワタクシ。
自分をナデナデする気にはなれない。