美しい道具
明日は姉の命日。
私にとっては3年前の今日はとても辛い日。
姉の様子が前日より芳しくなかったので、義兄を呼んで病室に泊まった日。
最後に傍にいてあげられたことが救いです。
姉は面接の時にその場で時計のラフをサラサラと数点描き
明日から入社してくださいとお願いされるほどに優秀なSEIKOのデザイナーでした。
退社したあとに小さなジュエリーショップを開き30年近く
店のかたすみで製作にはげんでいました。
懇意にして頂いていたお店のお客さまに
返礼として差し上げた小さな写真集の表紙が自分では気に入っています。
お客さんにとっては、シルバーや金や宝石を使った作品が気に入っているのでしょうが
私にとっては、彼女が学生の時に金工を習い始めた頃の
真鍮や銅版で作っていたモノのほうがズット好きなんです。
そういうモノを作っていた道具がスゴクキレイに見えるんです。


それらの道具たちは、今月から義弟Totoオヤジが使ってくれています。
今はロー付け屋さんの年代層もあがってしまったらしく
義弟なぞは若造の部類らしい。
チラホラとさわりは書いていましたが
彼には金属の加工を少しずつしてもらっています。
手始めに今度の展示会では、彼のキャスト原型を使ったモノが少し展示される予定です。
明日もガンバロう・・・
でも今日はもう寝よう・・・