クマガイ モリカズ



久々のブログ更新、連日せっせと絵型描いています。
でも連休最後の日の夕方、熊谷守一美術館に行ってきたぞー。
よかったぞー。
私は熊谷守一氏の作品はスキですが、間近でマジマジと観たことがないんです。
氏が晩年45年ほどを過ごした住居あとに、次女の熊谷榧さんが開館された美術館。
油絵30点ほどと墨絵と書が30点ほど展示されていました。
近くで観ても、遠くから眺めても、よかった。
よく観ると輪郭線は後塗りだったり、ひっかいた後だったりしていました。
コビをうってないっつうか、ザーとらしくないっつうか、ミエやウソがないっつうか
アーティスト然としてないところがヤッパリ好きです。
自画像一つをとっても淡々と描いている感じが、とってもよかった。
うちに帰ってから、今は文庫本で売っている 『へたも絵のうち』 を読み返してみました。
イヤな奴だったらしい青木繁氏とのひょうひょうとした付き合い
小さいときから絵が好き、音楽も好きだったのでセロを弾いたり
機械の構造が好きで写真機まで作ったり
奥方とヘタクソな碁を打っていたり
誰が相手にしてくれなくとも、石ころ一つとでも十分暮らせる
イヤミの全くない文章や、こびない絵が
この閑静な住宅地でかかれていたのかなと思い、うれしかったです。
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写真は 『赤蟻』 レリーフ壁の美術館
ポストカードは
『仏前』油絵 ・ 『冬の夜』油絵 ・ 『日輪』パステル ・ 『尾長』油絵
訪ねた日は誰も来てませんでしたが、前日までは混雑していたようです。
5月16日から6月22日までは29周年展をするようなので
ゆっくり観ることはできないかもしれません。