時を学ぶ | Weblog from Worktable

時を学ぶ


$Weblog from Worktable-セイコーミュージアム


SEIKOミュージアムという所に行ってきました。

エジプトの人は、6000年も前に世界で最初の時計・日時計を発明したらしい
なぜ時を知りたがるのかとも思うけど、私も計測好きなので、人のことは言えない。

清の時代の日時計から、水を利用して時を計る水時計や、火を燃やして時を計るランプ時計。

時は移り、歯車を利用した機械式時計。ビッグ・ベンの歯車の噛み合わせや
航海の為のマリンクロノメーターや江戸時代の和時計など
国内外の時計の歴史を垣間見ることができ、楽しかったです。

どの収蔵物も格式があり、その時代の工夫と英知がほどこされ、感心してしまいました。
写真撮影はOKでしたがブログ等には載せないでくださいとのことでしたので
建物の外観の写真です。


実は以前書いた、欲しいモノの資料探しを兼ねて行ってみたんです。
事情を話して、資料の写真を撮らさせてもらいました。

1970年代~1980年代のウォッチ(腕時計)の資料。
当時のデザイナーは月に数十点のラフとは思えないほどのラフスケッチをし
その中のいくつかのレンダリング(完成予想図)を作成し
試作段階になると、20倍の精密図面をドラフターでおこしていた。
試作も製品も国内生産だった時代の時計。



グチになるけど、最近の若いデザイナーが持ってくる依頼書は
当時のラフスケッチにも及ばないことが多く、物理的に無理なものが多いので困る。


Weblog from Worktable-腕時計レンダリング