誕生日に想う | Weblog from Worktable

誕生日に想う



今日のGoogleのフアン・グリス(Juan Gris)風の絵を見て
あ、この人知ってると思った人は少ないかもしれない。

私の母は、彼の絵が参考書がわりでした。キュビスムの中で一番影響をうけた画家でした。
母の絵にはフアン・グリスのグラスやギターの作風を取り込んだものが多いです。

きしくも今日は、母とフアン・グリス誕生日です。
母の好きなスイートピーの花を小さな写真の前に飾りました。

$Weblog from Worktable-母の絵とスイートピー

書こうかどうしようか迷いましたが、書きます。

母は、7年前の夏にチョット咳をしたので、風邪かな?と思って医者に診てもらいました。
診断結果は、悪性リンパ腫でした。
それを聞いた私は、『なに?この医者バカじゃないの!』って感じでした。
母の年齢を考えると、治療が出来ないとのことでした。
それでも、納得いかず、いろいろな病院に相談に行きましたが、返答は同じでした。
相談センター等にも電話しました。その時言われた一言は
「どんなお母さんですか? 元気な時のお母さんは、辛い治療を喜びますか?」でした。
母はとても面白い人でした。楽しくないことは、嫌いな人でしたので、そッか!と割りきれました。

2週間ほどの入院中、毎日面会に行き、何事もないふりをしていました。
そんなこんなで、医者の扱いも上手くなってしまいました。
良く病院にいる方が安心だからと、退院を引き延ばす人がいますが、やめた方がいいです。
具合がよくなった頃合いに、夫の計らいで、すぐに退院をすることを決めました。
その後、数ヶ月間普通に楽しく暮らす事ができました。

当時は、治療すれば治る可能性があるのに、何で治療してくれないんだ!と思っていましたが
今となっては、あの時辛い治療を無理にお願いしなくて良かったと思っています。


一昨日、母が私の為に、積み立ててくれていた、保険の満期の通知が来ました。
あることに使おうとおもっています。何に使うかは、そのうち書くかもしれない・・・です。


私は誕生日やチョットしたお気持ちに、身内や他人にプレゼントをするのが好きです。
今でも、アッ!これ買ってあげようかな! と思い、そうか、いないのか・・・と
現実に引き戻される時が一番辛い。


スイートピーの花とオリーブの木