私は前回のブログを更新して以降、この4月からの調剤報酬改定への対応や、京都で新規事業のための事務所を借りようとしていたことや、現在、運営面の全般を任されている他企業さんの株主総会の資料作りなどにバタバタとしておりました。
本日ようやく落ち着いた・・・と思ったら、もう5月が終わるじゃないですかっ!!!
本当に時間が経つのは早いですねぇ~・・・。
いや~~おどろいた。
では、では。
今回もくど~い文章でいっちゃいますよっwww
さて、今回はと言いますと、
先日、職場内での人間関係についてお話をしましたが、その内容を受けて、ある調剤薬局の管理職の方から相談をいただきました。
「利兵衛のブログで言っていることは理解出来た。でも、実際に起きている問題をどうしたら良いか悩んでいる」とのことでした。
その方の状況はこうです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
調剤薬局の管理職Aさんは45歳(以降、管理Aさんとします)。
Aさん以外のスタッフは、入社5年目のBさん(以降、N5-Bさん)、入社3年目のCさん(以降、N3-Cさん)、他パートの方が数名。
最近、職場に自分より年上のDさんが入社してきた(以降、JTU-Dさん)。
Dさんは製薬企業で長年働いてきた方で、調剤薬局経験が1年ほど。
JTU-Dさんが入社した当初は特に問題はなかったように思えていたが、2カ月程経った頃から、全スタッフからJTU-Dさんに対する苦情が管理Aさんにあがるようになった。
それは、
・何度仕事のやり方を説明しても覚えが悪く、変わらない
・返事をする態度が悪くなってきている
・時々誰に言うでもなく「この職場だからこんなことがまかり通っているのだ。」などという
というようなこと。
管理Aさんはそれぞれのスタッフと話をして、問題点について調整を試みたが、なかなか上手く行かない。
このままでは、職場の雰囲気は悪いし、JTU-Dさんは退職するかもしれないし・・・。
「JTU-Dさんは、皆が言うほど、仕事の覚えが悪いとは思えないけどねぇ・・・」
「誰にでも、出来てることもあれば出来てないこともあるから、言いだすとキリがないと思うし・・・」
「誰かが辞めるってことにはなりたくない。どうにか、今の雰囲気が変わってくれて、協力し合ってくれないかなぁ・・・」
と思っているんですよね・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで、頭を抱えておられたわけです。
あ~、来た来た。
本当にこういう話ってどこにでもありますよね。
私自身も、それはもう何度も何度も体験してきた、超定番の話です。
こういった問題はなかなか簡単には解決出来ませんよねぇ・・・。
でも。
何故簡単には解決しないのでしょうか?
ちなみに、皆さんは今回の場合は何が問題だと思いますか?
そして、どういう対応をしますか?
おそらく、
・新しく入社されたJTU-Dさんの仕事の覚えが悪いことや、
・徐々に厳しくなったであろう先輩スタッフの言動
・それに対するJTU-Dさんの反抗的な態度
などが問題だと思いますよね。
そして、この解決方法としては
・それぞれ当事者から話を聞き、起きている事を把握する
・JTU-Dさんをしっかり指導して仕事を覚えてもらう
・先輩スタッフへの態度を改めさせる
・先輩スタッフにも指導態度を改めさせる
というように行動するのではないかと思いますが、どうでしょうか。
もちろん、このような対応は当然で、最低限必要なことですし、
これで解決することもあります。
ところが、そう簡単にいかない場合もあります。
実際に管理Aさんもこのような対応はしたのです。
でも、うまくいかなかったんですね。
何故簡単には解決しないのでしょうか?
それは、
全ての人にそれぞれ違ったキモチがあるから
ですね。
例えば、
管理Aさんにしてみれば
「そこまで言わなくても良いでしょうに。」
N5-Bさんにしてみれば、
「何かもう見てるだけで腹が立つ。」
JTU-Dさんにしてみれば、
「言われたことは理解出来ても、感情的に受け入れられない。」
「自分より年下の人に言われたくない」
などと、当然にそれぞれにキモチが違いますよね。
で、今回は問題に関わる人の数、5~6人のキモチが複雑に絡み合っていますから、それはもう大変なわけです。
更に言うと、相手に対して「嫌い」という感情を持ってしまうと、それ自体はもうどうにもなりませんし、完全に修復するということはまず無理です。
と、いうように人それぞれにキモチが違うから、人間関係は難しいんですよ ( ・´ー・`)どや
・・・ え?
「なんやねん、そんなこと分かってるわっ!」
と声が聞こえてきましたw
「そやから、あれやろ?
この後の展開としては、それぞれの叶えたいキモチを把握した上で、キモチを叶えるコツの3ステップでどうとか、こうとかって話やろ?」
と、過去のブログを読んでいただいた方の中には、そう思われた方もいると思うのですが、確かにそれはそうなのですが ・ ・ ・
ちょっと違う視点でアプローチしなければいけません。
以前にブログでお話ししたのは、自分がキモチを叶えるためには?ということでした。
今回は相談者である、管理Aさんのキモチを叶えたいわけですが、
管理Aさんのキモチは
「誰かが辞めるってことにはなりたくない。どうにか、今の雰囲気が変わってくれて、協力し合ってくれないかなぁ・・・」
というものです。
===================
ちょっと話が逸れますが。
これ、管理Aさんが「言うこときかない奴は退職させてやるっ!」なんてキモチの人だったら、今回の問題は簡単に解決してしまうんですよね。
ヒトとしてどうか?という評価はともかく、当事者全員を退職させてしまえば、他に問題が起こるかもしれませんが、今抱えている問題は解決しますからね・・・。
いや~~w
管理Aさんが責任感のある、まともな感覚の人で良かったなぁ~www
・・・ スイマセン、話を戻します。
===================
もちろん、管理Aさんが自身のキモチを叶えるために、現状の問題点を把握し、足りない部分を得るように行動するということもしなければいけません。
・自分の言うことを何でも尊重してくれるような、人望のある人物となる
・自分の言うことを何でも聞き入れてくれるようなトーク技術を身につける
などなど
でも、この行動をどれだけ続けたとしても、現在起きてしまっている問題、もしもそれが「嫌い」というキモチが絡みあう状況だとしたら尚更に、恐らく修復することはありません。
「じゃ、それぞれの叶えたいキモチを叶えるように話をしていけば良いかも?」って思う人もいると思いますが、それもかなり困難なことです。
例えば、N5-BさんとJTU-Dさんが二人とも
・今の職場は辞めたくない
・相手とは一緒に働きたくない
・自分の意見を通して欲しい
などというキモチを叶えたいと思っていたら ・・・。
と、まぁ、そういうことですね。
要するに「嫌い」合う男女を両想いにさせるなんてこと、誰が出来るんですか?って話です。
何度も言いますが、だから人間関係はそう簡単に解決しないんですよね。
じゃ、どうするのか?ってことですが。
ここで、大事なポイントは
・複雑に絡んだキモチに隠れてしまった問題点を見つめ直す
・全員に共通する優先事項を認識する
・それぞれが担うべき役割と責任を全うする
です。
それぞれについて説明します。
・複雑に絡んだキモチに隠れてしまった問題点を見つめ直す
これはどういうことかと言いますと、
起きた事の問題点を人の感情に捕らわれずに客観的に確認する
ということです。
人から聞く話というのは、どうしても話手の価値観で判断した内容となりがちなので、別の人から聞くとニュアンスが違うことがありますよね。
例えば、
N3-Cさんから
「JTU-Dさんは納品された商品のチェックはしたくないようですよ。」
という話を聞いたので、JTU-Dさんに確認をすると
「たまたま同じタイミングでお客さんからの問合せの電話を受けていたので、他の方に納品チェックをお願いしただけですが・・・。」
なんてこと、よくありますよね。
だから、人の価値観というか、先入観にとらわれずに、客観的な視点で問題点を明確にしなければいけません。
ここで明確にした問題点は、キモチを叶える3つのステップを使いながら解決させていくことも出来ます。
ただし、複数の人数で問題を解決していくには、次以降のポイントを全員が認識した上で取り組まないとうまくはいきません。
・全員に共通する優先事項を認識する
これはとても当たり前のことなのですが、スタッフ全員に共通する優先させたいキモチというのは、人それぞれの色々な目的はあるにしても、「お金を貰いたい」ですよね。
それに、出来れば転職は避けたいでしょう。
なかなか良い求人ってありませんしね。
・それぞれが担うべき役割と責任を全うする
上で考えたように、誰でも「お金は欲しい」「出来れば転職したくない」ということは共通するキモチだと思います。
お金を貰うためには、お客さんにサービスを提供して、その対価をいただかないと始まりませんよね。
永く継続してお金を貰うためには、常にお客さんが来てくれないといけない。
↓
そのためには、最高のサービスをお客さんに提供するように努力が必要。
↓
そして、そのためにはスタッフ全員の力を結集しなければいけない。
だから、好き嫌いはともかくとして、誰とでも協力するしかないし、やるべきことはやるしかない。
そのためにも、日ごろから最低限のコミュニケーションをとっておかなければいけない。
ということですね。
これを簡単に言うと、
仕事なんだから、やりたいか、やりたくないかは関係ないんだっ!
やらなければいけないことはやれっ!
他のスタッフと仲良くすることも仕事だっ!!!
ということですね。
この考え方を分かって貰う必要があるということです。
もう一度言いますと、
・複雑に絡んだキモチに隠れてしまった問題点を見つめ直す
・全員に共通する優先事項を認識する
・それぞれが担うべき役割と責任を全うする
ということをやってみることで、問題を解決していける可能性が少しは高くなると思います。
もちろん、どうやってもダメな時はダメですけど ・・・。
・・・ 以上、これで今回のお話は一応終わりました。
今回の相談者であった管理Aさんにもこのように取り組んでいただくということで話を終えたわけです。
え~~~~~っっ!!!
めちゃくちゃ長~~~い説明をしてるけど、この部分だけ話しをすれば良かったんじゃないの???
と思いましたか? ・・・ 本当にスイマセン。。。
でも、頭は整理できたのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
逆に話が長すぎて分かり難かったでしょうか。
で、結局のところ管理Aさんの職場はどうなったかって?
結局はJTU-Dさんが異動することになり、周囲はホッとしましたとさ。
チャンチャンw
・・・ なんじゃ、そりゃ。。。
まぁ、でもですね・・・。
管理職の立場にある人というのは、常にこういう問題に頭を抱えていると思うのですよね。
人が入れ替わる度に起こりうる可能性を秘めていますし。
心が休まるときはなかなかありませんよねぇ・・・。
今回のお話が何かしらのお役に立てることを願ってますw
↓ よろしければランキングにご協力下さいね
人気ブログランキングへ