相手のキモチになって考えるって? | ハタラクキモチ

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五代目 利兵衛です。
薬剤師でありワークスタイル・コンサルティング会社の新米経営者である私の
経営にまつわる話や、就職や転職、ちょっとした働き方のコツ、人材育成など
について記載しています。

相手のキモチになって考えなさいっ!
相手の立場に立って考えなさいっ!


と、いうようなこをよく耳にします。
私も子供の頃にそう言われて叱られましたねぇ。
・・・あ、今もかw


誰でも日ごろからこういうことって気をつけていますよね。


でも、相手のキモチになって考えることって
たとえ気をつけてやっていたとしても、
出来ているようで、実は出来ていないことも多いんです。


この『相手のキモチになって』という行為は
簡単なようで、難しいんですね。



だって、それが簡単に出来るなら、人間関係で問題など起きないでしょう?



大抵の人がやっているのは、
相手を自分に置き換えて、自分のキモチで考えていること
です。

相手のキモチになったつもりですが、あくまでも自分のキモチで考えています。




どういうことかと言いますと。


キモチというのは、その人の持つ価値観に由来します。

と、いうことは、価値観が違うとキモチも違います。

だから、その人の価値観を把握していなければ
『キモチになってみる』ことは出来ないわけですよね。




自分がされて嫌なことは他人にもするな


ということもよく言われますが、これは、
自分がされて嫌なことは、恐らく他人も嫌だろうから・・・
という考え方に基づいているのですが、

それも、結局はあくまでも自分のキモチで判断しているので
厳密に言うと、その判断が相手の人に当てはまるかは分かりません。


まぁ、大体は当てはまるのでしょうけどね。



僕は体をムチで打たれるなんて絶対に嫌ですが
好きな人もいますもんねぇ。。。
って、スイマセン、お下品な例えでした(汗)



例えば、実際にこんな事がありました。

私のいた調剤薬局を運営する会社が業界最大手の某社とM&Aした時のこと。

業界最大手の某社では毎年必ず全店舗を回って、会社で決められている運営がなされているか監査しているのですが、私も元会社の18店舗を担当することになり、初回を某社の監査室長と同行して回ったことがありました。

ある店舗に行った時に、錠剤棚などの什器がほこりだらけになっていて、管理薬剤師が「これは改善しないとね」と注意を受けたところ、

「私は全然気になりませんけど? 気になりますか?」

と、平然と答えたわけです。


おいおい。
お前の価値観で判断すんじゃねぇ~つぅの。
不衛生な管理をすんなって話しだっつぅの・
埃だらけの棚から貰った薬を飲みたい人なんていないっつぅの!

と、当然に思いましたね。



でも、
その管理薬剤師からすれば
自分が気にならないので
相手の立場に立って考えてみても
気にならないと思ってしまう

わけですよ。


え~、マジでぇ~~?! と言われそうですが、マジな話です。


この場合は管理薬剤師に
「あなたが気にならないとしても、薬というものを不衛生に管理すべきではないし、イヤだと思う人も多いと思いますよ」
と説明して対応をお願いしました。

不衛生に管理された薬を飲みたくないという価値観もあるということを、まず知って貰ったわけです。



このように、自分では相手のキモチになって考えていると思っていても、実際には自分の価値観に当てはめて考えているだけで、相手のキモチになれていないため、全く効果を発揮していないことがあるわけです。


ですので、相手のキモチになって考えるときは、ぜひ相手の価値観も考慮してみて下さいね。
また、そのためにも、日ごろから人と接する時には、どういった価値観を持つ人なのか?ということを意識してみると良いと思います。

それによって、より良い結果に近づいていくことが出来ると思います。
















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