空気が乾燥するこの時期、特に気をつけたいのは火災です。
「暖房器具を新しくしたいけど、より安全に使えるものはどれ?」
とお客様から尋ねられることも年々増えています。
火災は「うっかり」が原因で起こることが大半です。
料理中の事故(油の加熱のしすぎ)
暖房器具の間違った使い方(熱源に衣類など可燃性のものを近づけすぎる)
コンセントまわりに溜まったホコリが原因の”トラッキング現象”
メーカー推奨使用期限を過ぎた電化製品の使用 など
気をつけていれば回避できることも、
そうできないことがあるから発生してしまう。
発生自体は不幸なことですが、最小限の被害で抑えられるよう
できることは準備しておくと安心です。
2008年以降、住宅用火災警報器の設置が全国的に義務化されました。
皆さんのお宅は、適切に、正しく取付ができていますか?
万が一のとき、正常に動作しますか?
メーカーや型式によって動作確認の仕方が違いますので
メーカーのホームページなどでぜひ調べてみてくださいね。
また、住宅用火災警報器は検知機能劣化の懸念から、
総務省消防庁は設置後約10年での取り替えを推奨しています。
実際に火災警報器が正しく作動しなかった火災も増えていて、
2011年~2015年の5年間で、全国で607件にのぼっています。
(NHK「おはよう日本」ニュースより引用)
正しい設置と適切な点検で、万が一にしっかりと備えたいですね!