「会いたい」と思ったら、
直ぐに会いに行こう。
「声が聞きたい」と思ったら、
直ぐに電話しよう。
「抱きしめたい」と思ったら、
直ぐに抱きしめよう。
「愛してる」を
伝えられるのは、今。
明日を、
今日と同じように
迎えられるとは
限らない。
長女は小学生の時、
四肢の麻痺で
突然動けなくなった。
次女は幼稚園の時、
病の後遺症で
心臓血管に巨大瘤ができ
「破裂したら命が終わる」と
告げられた。
ぼーちゃんは
退院の前日に旅立った。
娘らは、
その経験のおかげもあってか、
全力で今を生き、
未来を追いかけている。
ぼーちゃんには、
触れることすら
できなくなったけれど、
ぼーちゃんが
残してくれたものには
触れることができる。
ぼーちゃんが残してくれた
一番大きなものは
「繋がり」
会たい人たちが
たくさんいる。
やっと会える機会ができたのに、
この笑顔には
会えなくなってしまった。
後悔しないように、と
生きていても
人は必ず後悔する。
だから、
後悔が最小限になるように
「今」やろう。
やりたいことも、
やっといた方がいいことも、
全部。
「あとで」じゃなくて
「今」
「あと」が来るとは
限らないから。