図面では描けない!!職人の技と心。。
図面では描けない。測量しても描けない。現場合せの、職人の勘と技という仕事がありました。
どんなことか??
半地下のガレージ、勾配がついてます。中古で物件を買われたお客様、お持ちになったくるまが、、、、
どうやらお腹が擦りそうです。そこでどうにか?対処法はないか???とお客様と悩みました。
車は、マフラーの高さやタイヤの位置、またその勾配によってどこがどうなるか?わかりません。
何度も車を出し入れしながら方法を考えます。車止めさえも通常高さでは納まらない。。。
後輪が下がってきたところでその後輪をあげたままにする方法は?
そこで考えたのが、縞鋼板でブリッジをつくり、ある高さまで保ち、ある一定のラインを
こえたところでゆっくりとさがる。。。イメージは描けました。。。
お客様が忙しく、現地採寸は1回だけ、あとは鉄工所の職人と打ち合わせをし
基準の寸法から曲げて作製を依頼。一発勝負、現地で取付。
お客様が見守る中、真剣勝負(なかなかこの難しさは説明しきれません。微妙な微妙なところ)
すると左右の車路のなりが違うことに、ここまで違うものかと、、、さてどう納めるか???
この道40年以上のこの職人さん、無言で、、、出来ないとは言わず、一生懸命に、、
材料を一度取りに帰り、、、納めました。
困難は燃えてくるとの話でした。終ったあとの顔は、本当にこの職人さんの人生が見えてきました。
※この鉄工所の親父さんとはこの後、数回仕事をしまして、その後、後継者がいないとの
ことで工場をたたみ、田舎へ引っ越してしまいました。楽しかった仕事を覚えております!
高さが違う部分に超硬質のゴムをかませ、
困難を楽しむ、それほど強く、カッコイイ職人魂はないものです!!
これからも受け継いで生きたいですね、ものづくりの楽しさ。

