非常勤講師という立場で働きはじめて

あっという間に10数年。


高校卒業後、1年の浪人期間を経て

法政大学文学部史学科(通信教育課程)に

入学。


その史学科時代に中学、高校の社会の

教員免許を取得しました。

年代的に教員の採用が少なく

私が受験した教員採用試験は高校日本史は

18倍、その前年は40倍でした。


そんな状況なので教師になれるわけもなく

教育業界を始め色々な業界を経験してきました。


教育業界に勤めながら2度目の大学生。

法学部法律学科に3年次編入。


今となっては色々な業界で働けたことは

私の人生においてプラスになっていると

思います。


派遣社員として働いていたちょうど

40歳位の時に派遣切りにあい長期失業。


毎日ハローワークに通う日々。

失業期間は7ヶ月にも及びました。


何か出来ることないかなと

考えて県立高校の非常勤講師や臨時採用の

申し込みや、自治体独自に採用している

補助教員に申し込んだり…


今でも忘れない8月30日

補助教員の登録をした自治体から

9月から働ける学校がありますと…


教育委員会に面接に行って

その足でそのまま小学校へ

こうして私の「学校」という場での

仕事が始まります。


実は補助教員の採用が決まった翌日

県教委から連絡があり9月からの

臨時採用の仕事があると。

なんてタイミングなんでしょう。

もうちょっと早かったらきっと喜んで

お受けできたことでしょうに。

こういうのも運命ですね。


全くここまで「非常勤講師」が出てきませんが

補助教員を9月からの翌年3月まで勤めたあとから非常勤講師生活が始まります。


今まで経験した非常勤講師は

小学校

新任の先生が研修に行く日の補充(年間15日勤務)

これを2人分 同じ学校で2年生と3年生担当


小1対応の非常勤講師


中学校

小学校と同様の新任の先生が研修に行く日の補充(年間15日勤務)

小学校の同様の勤務と平行して勤務してました。

担当は中3の公民


高校

公立高校全日制  3校

公立高校定時制  2校

私立高校全日制  1校 ←イマココ


非常勤講師としての勤務は9校

掛け持ちしていた時もあるので

年数としては今年度で15年になります。


最初のうちは公立の採用試験の受験も

していました。

小学校も高校も受験しています。


でも、日々受験勉強するほどの余裕がなく

受かる見込みのない勉強よりも

日々の授業準備、教材研究に

時間を裂こうと決めき受験をやめました。


途中、臨時採用のお誘いなどもありましたが

処々折り合いがつかずお断りしました。


今の我が家の現状では

慣れた学校での非常勤講師という働き方

しか選べない感じです。


非常勤講師ってデメリットが多いんです。

特にこれから教員採用試験を受けたい方には

オススメしません。

またその辺りは徐々に書いていきたいと

思います。