あっという間に一週間経ってしまいましたが、おかげさまで、先週17日(日)に第一回ワーキングミューズサロンを開催することが出来ました!!
キャリア女性を中心に総勢19名(遠くは神戸から駆けつけて下さる方あり、そして男性参加者もあり!)で、パク・ジョアン・スッチャさんを囲み、充実した時間を過ごすことが出来ました☆
今回は通常の講演では聞くことの出来ないパクさん自身のプライベートなお話も混じえながら、海外事例(北欧・米国・アジア)との比較から、日本における仕事と育児の両立支援のあり方を再考し、会社員・公務員・政治家・自営業者等と本当に多彩なバックグラウンドを持つ参加者で、日本女性がプライベートを大切にしながらも、活躍していくためにはどのようにしたらよいのかについて考えることができました!
そのエッセンスをちょっとご紹介いたします♪♪
1、日本の比較対象とすべき相手国
各国置かれている状況が異なるため安易な比較は禁物!ざっくり言うと、課税率によって、育児と仕事の両立支援の担い手が異なっているため(課税率が高い国は、政府が両立支援の担い手となるが、課税率が低い国は企業や個人が主な担い手となる)、日本が参考にすべきは課税率の低い米国やアジアという視点。
2、米国とアジアの両立支援背景
【米国】
米国は急速なIT化の進展により、女性が労働市場に参入しやすくなる素地が整い、さらに雇用環境の不安定化が片働きから共働きへのシフトを起こした。優秀な女性たちを確保するため、企業は子育て両立支援策(産前休暇及び無休での産後休暇制度の導入)を打つことに。けれども、当該両立制度はあくまでも、女性がパフォーマンスを出し続けるための策であり、パフォーマンスを出すことが出来なければいつでもレイオフの対象に。
なお、米国の保育園利用料は月20万円と非常に割高であり、保育園以外の子育ては夫婦で分担。家計責任も家庭責任も平等に分担。
【アジア】
アジアは国内の経済格差を利用してメイドを雇う文化が定着しており、育児と家事をメイドさんにアウトソースするスタイルが現在でも続いている。働く女性が家で食事を作るのは月1回!?
3、日本における両立支援を考えよう!
企業の福利厚生として導入され、各企業が女性社員の雇用を維持するため、法定以上の育児休業制度を提供。企業によっては、育児休暇を3年まで認め、さらに子どもが6歳になるまで時短勤務を認めるケースも。米国やアジア(香港:産前産後10週間、台湾:産前産後8週間、シンガポール:産前産後16週間)と比較すると、非常に手厚い制度が整っている。
『そもそも、日本企業の両立支援制度はなぜ手厚いのだろうか。』
⇒育児と家事は「女性の仕事」であるため、働きながら女性が育児と家事をこなすことは大変だという認識。
時短勤務をして、働く女性が早く家に帰って育児と家事を担っていて、社会で活躍できないのは当然。これでは女性が働き「続ける」ことは可能ではあるが、「活躍」するには至らない。時短勤務制度があるからと言って、利用してしまうと昇進するチャンスを逃してしまう。女性は、育児と家事をもっと何らかの形でアウトソースすべき。
米国:夫と分担
アジア:メイド
日本は??
人件費が高いのでメイドが無理であれば、夫が鍵。
女性がきちんと自分のキャリアについて夫とコミュニケーションしていくべき。
4、パクさんからのメッセージ!
・日本女性は優しすぎる。
しっかりと自分の意見・キャリアプランを相手に伝えていくこと。
(夫婦で、互いのキャリアをスローダウンする時期を相談すること)
・家事育児に関して、完璧主義を捨てる。
⇒家事代行サービスを利用するのは悪いことではない!
⇒手抜き!笑
⇒ルンバ、無洗米、シルバー人材サービスで調理代行。
・今後日本の競合国となっていくのはアジア。アジアを見て、日本の今 後の戦略を考えていかないといけない。仕事はそこそこでよく、プライ ベートを充実させたいという女性がいるが、バックオフィス業務は今後 ますます海外へ。自分に付加価値をつけ、知的労働を勝ち取っていく ことが大切。
以上、
書いているだけで、先週の会場の熱気を思い出し、何だか心臓がバクバクしてきてしまいました。笑 上記以外にも、韓国に女性大統領が誕生した話題やパクさんご自身の子育て体験談など、盛りだくさんの内容が話し合われ、ちょっと時間が足りませんでしたね。もっと参加者の皆さまのご意見聞きたかったです。
アンケートでも言及が多かったのは、参加者の素晴らしさでした!
第一線で活躍している意識の高いキャリア女性の皆様が参加して下さったおかげで、本トピックがより地に足のついたものとなり、各自の問題意識や統計には表れてこない現状をシェアすることができ、参加者同士が互いに学び・刺激を与え合うことができたようです☆
次回以降は、サロン後に希望者を募って交流会をセットし、サロン時間内で語りつくせなかったことをシェアし、参加者同士がもっとつながる場を作っていきたいと思います★
当団体を立ち上げるにあたって、昨年半年間「働く×女性」というテーマで様々な勉強会やセミナーに参加して、気がついたことがありました。それは『女性活躍のためには、男性の協力が不可欠』ということです。
そこで、次回のワーキングミューズサロンでは、男性から育児のお話を伺う予定でおります。育児や家事は女性のものではなく、夫婦のもの。どのように協力態勢を築いたのか。また育児そのものをやってみてどうであったのかについて本音を探っていきたいと思います。
まだ参加者を募集しておりますので、ふるってご参加ください!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!
女性が一生活躍できる世の中の実現を目指して、
ワーキングミューズプロジェクト
佐藤 陽子

