もう一か月の前の話になってしまいますが、、
4月7日(日)に、第三回目となるワーキングミューズサロンを開催いたしました。当日は春風という予報であったにも関わらず、とてもよいお天気に恵まれて、18名と方と学びを共に致しました!第二回目に引き続き、今回もサロン後に有志で交流会を持ち、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました♪
【山口先生の自己紹介】
先生の肩書は、育休後コンサルタント。
... 先生が命名されたそうですので、日本には一人しかいらっしゃらないそうです。先生は、いわゆるリケジョ(理系女子)の総合職としてメーカーに就職されたのち、二回の産休および育休を取得された経験をお持ちです。まだまだ職場に育休後に復帰された女性が少ない方のために、現在は独立されて、平日は企業向けのコンサルティングを、休日はリクエストベースで、育休後にどのような心持ちで働いたらよいのか、を伝える活動をされていらっしゃるそうです。
【育休後のモヤモヤ・不安を解消!】
育休取得して、いざ職場復帰をすると、仕事、子育ての両方に今まで感じることがなかったいろいろな悩みに直面すると思われます。その各ポイントにつき、もやもや・不安を解消するヒントをいただきました!
1、子どもに関する悩み
◎保育園に預けることは、子どもの発育にとってどうなのか?
3歳児神話が後を引いているのだと思われますが、やはりママとしてはこれはとても気になるポイントだと思います。山口先生はここはハッキリと、否定をして下さいました。学術的にも、保育園に預けた場合とそうでない場合の子どもの発育に影響はないことは証明されているそうです。
◎保育園との良好な関係
子どもが熱を出しそうであったら休ませたり、早め早めの連絡は、小学校に入るまで続く保育園との信頼関係には欠かせないそうです。共に子育てをするパートナーとして保育園を利用しよう。
2、職場における悩み
◎上司とのコミュニケーション
働くママの置かれている状況(両親の助けがあるのかや保育園の距離等)は、本当に千差万別で、上司はその一人一人の違いを認識していないことが多いとのご指摘には、ハッとさせられました。経験のない上司は、育休から復帰したら元通り働けるものだと思っている方もいらっしゃるし、反対に経験のある上司は、その経験に基づいて仕事を割り振ってくる可能性があるので、育休制度取得者は、正しく自分の状況を伝え、自分が引き受けられる仕事を引き受けることが大切だそうです。
◎同僚とのコミュニケーション
時短勤務をする場合は決められた時間にはきちんと帰ることが大切だそうです。そうでないと、時短勤務が形骸化してしまいます。時短勤務をすることで、同僚に迷惑をかけてしまうとの懸念は、ある程度の割り切りも必要。助けてもらってもいいのです。恩をすぐに返せなくても、本人に返せさなくても、時間差で返していけばいいのだそうです。
◎仕事の成果
時短勤務者だからと言って甘えない。
仕事は仕事。成果を出そう。そして、仕事を円滑に進めるには、タイムマネジメントが必要!色々工夫しよう。今回の参加者の中には未婚の方もいらっしゃったのだそうですが、このタイムマネジメントの話がとても参考になったという感想も聞かれました。
3、家庭における悩み
◎夫婦のパートナーシップ
子育てと仕事の両立においては、夫婦のパートナーシップも非常に重要!夫の中には、家事が得意な人、そうでない人、妻のキャリアに理解のある人、ない人がいるのでよく見極めよう。そして、育児休暇を短くていいので取ってもらって、育児・家事の大変さを分かち合おう。その際に、自分の要求だけでなく、夫のキャリアも大切にしよう。夫が仕事に集中したいときは、協力してあげよう。お互い協力しあおうというメッセージをいただきました。
【さぁ、育休後からはじめよう!】
・甘えを捨てよう
→育児休業制度は、出産する女性があくまでも仕事を続けるための制度。甘えを捨てて、きちんと仕事で成果を出そう。
・時間差恩返し
→育児休業中、また時短勤務中に同僚から受けた借りは、次の世代に返していこう。すぐに、また、直接本人に返せなくても、次の世代に返していくことが中長期で会社に貢献することになる!
・キャリアは筏下り、のちに山登り!
→キャリアというと、初めから積み上げていくもの、登っていくものというイメージが強いけれども、(異動を伴う仕事の場合)実際には、いろいろな業務を任されて、その業務毎に筏下りをするようなもの。そして、ある時、自分が登るべき山を見つけて(自分のライフミッションでしょうか)、そこから初めて山登りが始まるそうです。先生自身は40代に入ってから山(育休後コンサルタント)を見つけられたそうです。
以上
紙面の関係上すべての内容を載せることは出来ないのですが、参加者一人一人が、いま自分に必要なものを持ち帰ることが出来た、非常に学びの深い会となりました!
山口先生、参加者の皆さま、いい子にしていた赤ちゃんたち、そしてパパたち、とても素敵な会をありがとうございました!
ワーキングミューズプロジェクト
【山口先生の自己紹介】
先生の肩書は、育休後コンサルタント。
... 先生が命名されたそうですので、日本には一人しかいらっしゃらないそうです。先生は、いわゆるリケジョ(理系女子)の総合職としてメーカーに就職されたのち、二回の産休および育休を取得された経験をお持ちです。まだまだ職場に育休後に復帰された女性が少ない方のために、現在は独立されて、平日は企業向けのコンサルティングを、休日はリクエストベースで、育休後にどのような心持ちで働いたらよいのか、を伝える活動をされていらっしゃるそうです。
【育休後のモヤモヤ・不安を解消!】
育休取得して、いざ職場復帰をすると、仕事、子育ての両方に今まで感じることがなかったいろいろな悩みに直面すると思われます。その各ポイントにつき、もやもや・不安を解消するヒントをいただきました!
1、子どもに関する悩み
◎保育園に預けることは、子どもの発育にとってどうなのか?
3歳児神話が後を引いているのだと思われますが、やはりママとしてはこれはとても気になるポイントだと思います。山口先生はここはハッキリと、否定をして下さいました。学術的にも、保育園に預けた場合とそうでない場合の子どもの発育に影響はないことは証明されているそうです。
◎保育園との良好な関係
子どもが熱を出しそうであったら休ませたり、早め早めの連絡は、小学校に入るまで続く保育園との信頼関係には欠かせないそうです。共に子育てをするパートナーとして保育園を利用しよう。
2、職場における悩み
◎上司とのコミュニケーション
働くママの置かれている状況(両親の助けがあるのかや保育園の距離等)は、本当に千差万別で、上司はその一人一人の違いを認識していないことが多いとのご指摘には、ハッとさせられました。経験のない上司は、育休から復帰したら元通り働けるものだと思っている方もいらっしゃるし、反対に経験のある上司は、その経験に基づいて仕事を割り振ってくる可能性があるので、育休制度取得者は、正しく自分の状況を伝え、自分が引き受けられる仕事を引き受けることが大切だそうです。
◎同僚とのコミュニケーション
時短勤務をする場合は決められた時間にはきちんと帰ることが大切だそうです。そうでないと、時短勤務が形骸化してしまいます。時短勤務をすることで、同僚に迷惑をかけてしまうとの懸念は、ある程度の割り切りも必要。助けてもらってもいいのです。恩をすぐに返せなくても、本人に返せさなくても、時間差で返していけばいいのだそうです。
◎仕事の成果
時短勤務者だからと言って甘えない。
仕事は仕事。成果を出そう。そして、仕事を円滑に進めるには、タイムマネジメントが必要!色々工夫しよう。今回の参加者の中には未婚の方もいらっしゃったのだそうですが、このタイムマネジメントの話がとても参考になったという感想も聞かれました。
3、家庭における悩み
◎夫婦のパートナーシップ
子育てと仕事の両立においては、夫婦のパートナーシップも非常に重要!夫の中には、家事が得意な人、そうでない人、妻のキャリアに理解のある人、ない人がいるのでよく見極めよう。そして、育児休暇を短くていいので取ってもらって、育児・家事の大変さを分かち合おう。その際に、自分の要求だけでなく、夫のキャリアも大切にしよう。夫が仕事に集中したいときは、協力してあげよう。お互い協力しあおうというメッセージをいただきました。
【さぁ、育休後からはじめよう!】
・甘えを捨てよう
→育児休業制度は、出産する女性があくまでも仕事を続けるための制度。甘えを捨てて、きちんと仕事で成果を出そう。
・時間差恩返し
→育児休業中、また時短勤務中に同僚から受けた借りは、次の世代に返していこう。すぐに、また、直接本人に返せなくても、次の世代に返していくことが中長期で会社に貢献することになる!
・キャリアは筏下り、のちに山登り!
→キャリアというと、初めから積み上げていくもの、登っていくものというイメージが強いけれども、(異動を伴う仕事の場合)実際には、いろいろな業務を任されて、その業務毎に筏下りをするようなもの。そして、ある時、自分が登るべき山を見つけて(自分のライフミッションでしょうか)、そこから初めて山登りが始まるそうです。先生自身は40代に入ってから山(育休後コンサルタント)を見つけられたそうです。
以上
紙面の関係上すべての内容を載せることは出来ないのですが、参加者一人一人が、いま自分に必要なものを持ち帰ることが出来た、非常に学びの深い会となりました!
山口先生、参加者の皆さま、いい子にしていた赤ちゃんたち、そしてパパたち、とても素敵な会をありがとうございました!
ワーキングミューズプロジェクト
佐藤 陽子
