PRプランナーの井上千絵です。
今日が仕事納めの方が多いのではないでしょうか、
年末いかがお過ごしですか。
私は少し早めに仕事を納め、
家族で軽井沢に来ています。
(昨日、今日は雪が・・・!)
学業は引き続きですが、
ゆっくり出来るこのタイミングで
2017年を振り返りたいと思います。
2017年は、
新たな一歩を踏み出し、
未来へと舵を切った
大きな転換年となりました。
それは外形的には、
「PRプランナーとして起業した」
ということでもあり。
ちなみに、
ちょうど1年前の
私のブログを読み返して見ると、
「起業」のキーワードは
一言も見つからず、
ママ学生の話題一色だったことにも驚きです。
そうなんです、
それくらいこの1年は
未来について
働くことについて
真剣に向き合った1年でもありました。
今日は2017年の振り返りなので、
少し長くなります。
もし興味を持っていただけたら、
ぜひお付き合いいただけると嬉しいです
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1.起業のキッカケ
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大学院(KMD)の春休みは
2月から始まるのですが、
私の学生生活も今年2月に一旦落ち着き、
未来について考える時間が少し出来たんですね。
もともと私が大学院に通い始めたのも、
週5会社員生活を卒業し、
これまでのキャリアを俯瞰しながら
次の道を模索したい
という思いが根底にあったので、
ようやくそのタイミングが訪れた、
ということだったのかもしれません。
ちょうどその頃、
KMDの卒業生でReadyForの創業者の
米良はるかさんのお話を聞く機会が何度かあり、
女性であり起業家でありKMD卒業生である
米良さんの存在が
私が「起業」を意識し始めるきっかけとなりました。
そして、春休みのタイミング、
SNS起業で活躍されている
鈴木実歩さんの起業塾開催を知り、
何か直感的に参加を決めました。
ここで一歩を踏み出そう、
という思いがあって。
これまでブログを読んでいただいていた方は
ご存じかと思うのですが、
入塾当初は、
「PRで起業する」という
確固たるビジョンはなかったんです。
では何でPRで独立しようと
思うに至ったかというと、
同じ起業塾に通う仲間たちが、
「PRについて知りたい」
「テレビの経験をシェアしてもらいたい」
「サポートしてもらいたい」
と考えている思いを目の当たりにし、
「あれ、もしかして私のテレビ局10年間の経験が、
新たなステージで活かせる未来があるんじゃないのか」
と気付かせてもらった次第です。
本当にここがきっかけになった。
みんな、ありがとう。
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2.PRプランナーとしての第一歩
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ということで、起業塾を卒業し、
今春にPRで起業してからというもの、
最初はブログやSNSを中心に
情報発信をしたり、
グループセッションを開催したりと
まさに試行錯誤の連続でした。
お申し込みをいただいた
初対面の皆さんと交流を深め、
私が本当に貢献出来るフィールドを模索して、
また皆さんからのフィードバックを得て、、
研究と一緒だ。笑
そして起業して1ヶ月、
初めての大きなお仕事が、
以前からお知り合いだった
期間限定ショップ@伊勢丹新宿店のPRでした。
(左:Ayuwa代表取締役 渡部雪絵さん)
伊勢丹さんとも
一緒にお仕事させていただきながら、
PRの戦略立案からメディアアプローチ、
当日のイベントサポートなどを
させていただきました。
結果的には、
日経新聞や日経MJ、繊研新聞、
他メディアにも取材に入っていただき、
伊勢丹さんからも
メディアへのアプローチについて
お褒めの言葉をいただくことができて、
「あ、私の経験がPRという形で貢献できるんだ」
と、ここでようやく確信できたように思います。
それまでは、
私の経験がどこまで活かせるのか、
本当にわからずに、
スモッグの中を歩いているような感覚でもあって。
今思うと、そんな試行錯誤だった当時の私を
温かく見守っていただき、
一緒に歩んでくださった
Ayuwaの渡部さんには
感謝してもしきれません。
実は今も、
様々お仕事ご一緒させていただいています。
2018年は少しずつ
恩をお返しできるように頑張りたいなと思っています。
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3.起業とママと学生の両立ジレンマ
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大変ありがたいことに、
夏頃から次第にPRのお問い合わせが増え、
オンラインレンタルドレス
「ミスコンシャス」さんをはじめ、
法人数社のPRに関わらせていただく
ことになりました。
この頃から、
個人向け
法人、プロジェクト向け
両輪で進んで行くべきなのか、
どちらか一方に絞るべきなのか、
葛藤が出て来たんです。
というのも、
土日の夜に個人セッション
平日は学業と法人のPR案件
と日々盛りだくさん、
スケジュールがタイトになればなるほど、
家族と向き合えていないな、と
感じることが多くなり、
夫にも娘にも
負担をかけていることに違和感を覚えてきて。
「あれ、私家族との時間を大切にする為に、
テレビの仕事を離れて起業したのに、
今の状況は全くそれが実現出来ていないぞ」
って夫とも話して、感じたんですよね。
そして一旦、
個人の方、法人の方含め、
新規のPRコンサルはお休みさせていただき、
これまでのお客様のPRサポートに
集中させていただくことにしました。
これが夏から秋に変わる頃。
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4.2017年に見つけたAnswer
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長くなってしまいましたが、
終盤に近づいてきましたので、
あと少しお付き合いください。
PRプランナーとしては、
まだまだ経験値が浅く、
これからもっともっと
学ぶべきことがあるのが
正直なところなのですが、
そんな私でも
お仕事のパートナーとして
選んでくださった
全てのお客様に心から感謝しています。
PRプランナーとして起業して
まだ8ヶ月ですが、
熱い情熱を持った経営者の方々や
フリーで活躍されている方たちと
様々活動させてもらい、
私の中ではっきり見えて来たこと2つのことがあるので、
最後にお伝えして2017年のまとめとします!
一つは、
PRプランナーという、
私自身がこれからの人生の中で
全力で情熱を注いでいきたいと感じる
「ホンモノの思い」と出会えたことです。
報道記者も、
私の中で人生をかけたいと思った
心から大好きな仕事でした。
うん、PRプランナーは報道記者と同じくらい、
いや、もしからそれ以上に
なっていく予感がしています。
再び心からの情熱を注げる仕事に出会えた。
まだまだ知られていない
魅力あるスタートアップ企業、
地方企業をPRでサポートし、
社会に変革を起こす最前線の現場を
PRで関わって行きたい、
今は強くそう思っています。
そしてもう一つ、
私の中ではっきりした「答え」があります。
それは、
起業した方、スタートアップの会社経営者は、
PRのノウハウよりも、
一緒に走ってくれる「伴走者」を求めている
ということです。
例えると、
24時間テレビのマラソンに近いな、と思うのですが、
スタート前にいくら上手な
走り方を教えてもらっても、
スタートしてからの長い長い道のりを
1人で走りきることは、
非常に困難なはずです。
でも、
そこに一緒に走ってくれる
「伴走者」がいたらどうでしょうか。
自分が持っている
実力以上の力を出して
ゴールに向かって
邁進できるんですよね。
24時間テレビのランナーと伴走者も
まさにその関係。
スタートアップ企業や
フリーで活動されている多くの方は、
「PR」を専従でやってくれるスタッフがいませんし、
かと言って、
経営を担う自らが「PR」に割ける時間には限りがある。
多くの経営者の方が
その悩みに直面していました。
PRを継続することには
物凄くエネルギーを使います。
だからこそ、
一過性のお付き合いやサポートではなく、
私は「伴走者」であり続けたい、
それが今の答えです。
2つの「答え」を書かせてもらいました。
そして、2018年。
それらの「答え」をどうやって
アクションに移すのか。
実は、我ながらかなりのストイックで、
どこまでもホンモノのスペシャリストを
目指したいと思う私がいます。
私の性格を知っている方には、
何を今更言ってるの、
という声が聞こえてきそうですが(笑)
ということで2018年、
PRの「ホンモノ」を目指して、
新たなフィールドで
挑戦をしたいと思います。
またはっきりお伝え出来る
タイミングで、
ブログの読者の方にも報告させてください。
最後に(本当に最後です!笑)、
2017年、私の気まぐれなタイミングでの
ママ、学生、起業のブログを読んでいただき、
本当に本当にありがとうございました
2018年は、
既にもっと大きな変化の1年になる予感です。
自らの挑戦と共に
家族の挑戦も
全力で応援出来る私でありたい。
少し早めのご挨拶となりますが、
来年も井上千絵を
どうぞよろしくお願い致します。
※12月下旬開催のPR個別コンサルは〈満席〉開催となりました。
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