元々小説ばかり読んでいたけど、最近はノンフィクションばかり。

そして親子関係を書いたものを手に取る傾向。



最近話題の本。





実の母親に束縛され、医学部を目指して九浪の末に

その母親を殺した娘の話。

この事件のニュース、ショッキングでよく覚えています。



何というか壮絶過ぎて・・辛い話。

勿論、娘の罪は許されるものではないけど、母娘共にもっと早くに外の世界に助けを求められたならばと思ってしまう。

どこで間違えてしまったのか。



離れて暮らしていた父親の愛情がせめてもの救い。

親子とはいえ別の人格なわけで、「家族だから」と赦し合える間柄ばかりではないけど、

こんな事件があってもなお、味方になってくれる父親がいてよかった。



罪を償ったあとは、どうか父親と共に穏やかに暮らして欲しい。

これまた色々と考えさせられました。