さてBECはどうだったっけ、と振り返ってみる。


基本的に勉強の進め方・問題集の取り組み方は、FARと同じ。



FARに比べると、計算問題は圧倒的に少ないですが、

原価計算はそれなりのボリュームで出ると予想されるので(出題しやすい)繰り返しの演習が必要。

原材料が仕掛品になって〜という流れ、テキストの中でも最重要項目の一つとして語られていた記憶があります。



経済・ITに関する出題ですが、予備校のインストラクションで

「深入りせず、広く浅く」との事だったので、テキスト以上の深掘りはしませんでした。

(特にその分野の専門書など、見る必要なし)



私の場合、ファイナンスは多少普段の仕事でも関連するところなのですが、

試験本番では、あまり詳細は問われなかった記憶。

こちらも深入り不要かも。



あとは地味に辛かったのが暗記項目。

COSO-ICとCOSO-ERMの項目と内容は暗記って事で、こちらは受験勉強以来の語呂合わせで何とか対応。


アメリカ人も語呂合わせ=mnemonic(ニーモニック)で覚えるそうですが

検索した限りではピンと来るものがなくて、自作。。。



本番でのMC問題ですが、プレテスト(採点対象外)問題が5問に1問の割合であることを考えると

「解ける問題から解く」が鉄則。



COSO-IC、COSO-ERMは計算問題ではなく、知っていれば即答できる問題なので、

直前に丸暗記することにしました。



あと、BECと言えばのWritten Communication(記述式)問題。

基本的にコンピューターによる自動採点です。

(当落線上の受験生は、人が見るとの話も)


全体の配点は15%ということで、75点を取るには無視できない部分ですが、

誤解を恐れずに言うと、ここは「判断の正しさよりも、ビジネスレターの体を成していること」が重要との話もあり。

(勿論、AI採点にあたり適切なキーワードが含まれる必要はあると思いますが)



仕事で英文メールやレターを書く機会のある方は、恐れる必要はなさそう。

逆に全く経験がないという方は、テキストの例文を頭に叩き込むのが良いと思います。