ワーキングメモリを絶対に鍛えられない人
について語っていきたいと思います
僕の塾の生徒さんでも
完全に2パターンに分かれます
①すごく鍛えられる人(地頭がよくなる、抽象的思考ができるようになる)
②全く、微塵も鍛えられない人
②については、いつも頭を悩ませるところです
で、②の原因について僕なりの仮説を述べていきたいと思います
答えは
「頭の中でバレないようにサボっている」
詳しく説明していきます
例えば、23✖️13を頭の中で計算するとき
頭の中でどうなっているのかというと
「23✖️10と23✖️3で分けて、23×10=230
230を覚えておく。残りは23✖️3=69(230は覚えたままにしておく)
覚えておいた230と69を足すと、299になる」
これが一般的なワーメモを使った頭の中身です
しかし、
②の人の頭はこんな感じになってます
「23✖️10と23✖️3で分けて、23×10=230
230を覚えておく。残りは23✖️3だ、えーとえーと、
あ、23✖️10の答えを忘れた。なんだっけ、そうだ230だ。
230って覚えておくぞ。230、230、230、230、ダメだ忘れてしまいそう
そうだ左手をチョキにしておいて、右手を3の指にしておこう
こうすれば、230を忘れない。
うん、この状態で、23✖️3=69だ。
よし右手と左手を見て230っていうのはわかってるから
230+69=299だ」
これが「頭の中をバレないようにサボってる状態」ですね
これはある種極端な例ですが
ワーキングメモリに作用するやり方をしないで
トレーニングする、というのがポイントです
だから、鍛えられない
そして僕の方もサボっている状態は見ることはできない