今日は
読者さんからの質問です
『音読はワーキングメモリに良いと言われていますが、本当に良いんですか?
あまり効果を感じないのですが』
ざっくりこんな質問をいただきました
では、回答します
『音読はワーキングメモリトレーニング効果に
良いとも言えるし、良くないとも言える』
です
なんじゃ、そりゃって感じですね
詳しく説明していきますね
まず、『音読』というのは、ワーキングメモリをそれなりに使います
文章を目で追いながら声に出すだけでも、
①目で見る→②文字を理解する→③目でみたものを認識して声に出す
というそこそこワーキングメモリに負荷がかかっている状態なんですね
さらに、そこから文章を理解しながら音読しようとすると、
④読んだ文章を理解する
というクアドラプルなワーキングメモリ負荷がかかっていますね(実際はトリプル負荷が正解ですが)
だから、
ワーキングメモリに負荷はかかってるんですね
はい、終わり
では、ないんですよ笑
実は
そう単純じゃないんです
問題は、
その音読している人が
その負荷に適しているかどうかが問題なんですね
その人の負荷に適していないと、
あまりワーキングメモリは鍛えられない状態なるんですね
ちなみにですが、認知症対策としてのおじいちゃんに音読させる分には
一律で効果が高いと思います
話それましたね
少しまとめます
音読にも
大きくやり方が、
二つに分かれます
①文章内容をよく理解せずに音読するパターン
②文章内容を完全に理解しながら音読するパターン
①と②では、そもそもワーキングメモリに対する負荷が全然違います
それについて話していきたいんですが、
今回はここまで
次回に続きます
それじゃ、また