前回はまとめると、ワーメモは両親の遺伝が大きく作用する
そんな感じでいいましたね
まあ、詳しくは前回の記事を見てください
では、次にこの質問について答えていきます
「ワーキングメモリの能力が後天的なものだとしたらそれは何によって鍛えられたケースが多いでしょうか?」
後天的に鍛えられるケース
これは超おもしろい質問
答えは 後天的に鍛えられるケースはほとんどありません
詳しく説明していきます
まずは、前回でも言った通り両親の思考のレベルによって先天的に
ワーキングメモリ(思考力)はほとんど決まっているという話はしました
そして、その高い能力をもつからこそ
知的好奇心が強まり
さらなるワーキングメモリトレーニングができるような環境にみずから飛び込む
そういいました
では、先天的に親ガチャに恵まれなかった人はどうでしょうか
答えはほとんどがワーキングメモリが低いままの人生を歩みます
ワーキングメモリが低いと
そもそも刹那的な欲求に飛びつきやすく
知的好奇心の対象となる物事の原理原則に興味をもたなくなるのです
刹那的な欲求というのは、
例えば子供的にいえばボガーンドゴーン系のあそびです
戦隊ものとかで大砲で爆発させるシーンだけを見たり、他にもいろいろ例はあるのですが、
というわけど
ワーキングメモリが先天的に低い結果
ワーキングメモリが低くなるような環境に自ら飛び込みやすくなるのです
私はこれを
スラム育ちスパイラル
と呼びます
つまり
遺伝的ワーメモが良くないと、その遺伝的ワーメモゆえにさらにその状況が悪化していき、
それがまたその子に受け継がれる
そうやって
社会が分断されていく