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■□ 日常生活の恥ずかしい英語表現に注意しましょう!
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【おかしな英語】
×× This wear is too loose (tight) at my hip. ××
(この服は、腰のところがゆる(きつ)すぎます)
【通じる英語】
○○ These clothes are too loose (tight) ○○
around the hips.
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この英語表現は、3カ所訂正しなければなりません。
まず、Wear は「服装」という意味の場合、単独では使用しません。Menswear, resortwear, formalwear などと合成語にします。「服装」は clothes で、かならず複数形です。Dress も「服装」という意味で使えますが、「婦人服」とか「フォーマルな服装」のニュアンスがあります。
つぎに、「腰回り」の前置詞は、at でなく around です。ついでながら「(首に)スカーフを巻く」も同じです。
She wears a pink scarf around her neck.
(彼女は、ピンクのスカーフをしている)
もう一つ、「腰回り」は hips で、hip は「腰」の意味になりません。また、my hips とはいわず、the hips と表現するのが普通です。
また、日本人は「ボディのサイズは?」「スリーサイズは?」と会話しますが、body size とか three size などの英語表現はありません。スリーサイズは proportions と言い、計測したいときは、May I have your measurements? と表現します。
この日本文は、measure(測る、~の寸法を取る)を生かすか、size(衣服などの寸法)を生かすか――で英語表現します。
Do you have jeans in my size?
(私のサイズに合うジーンズが、ありますか?)
This is just my size.
(ぴったりです)
It doesn't fit.
(ぴったりじゃありません)
This size is too big.
(このサイズは、大きすぎます)
Do you have a smaller (bigger) size?
(もう一つ下の(上の)サイズはありませんか?)
It's a little big (small) around the waist (hips).
(ウェスト〈ヒップ〉が少しゆるい〈小さい〉のですが……)