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■□ 日常生活の恥ずかしい英語表現に注意しましょう!
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1026-01

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 【おかしな英語】
  ×× I'll take the blue trainer in the window.     ××
     (ウインドーの青いトレーナーを買いたいのですが……)

 【通じる英語】
  ○○ I'll take the blue sweat shirt in the window. ○○

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 「トレーナー」という言葉は〝和製英語〟です。Trainer は「スポーツ選手や動物などを訓練する人」という意味ですから、この英語表現はアメリカ人(イギリス人)には何を言っているのか、全く通じません。
 日本語の「トレーナー」に相当する単語は sweat shirt です。


1026-02


 ちなみに、training pants は「赤ん坊がおむつをやめる時期に使用するパンツ」を意味し、日本語の「トレーニング・パンツ」は sweat pants(上下で sweat suite)といいます。



1026-03


 次の英語表現も奇妙な英語です。
 Are you having a bargain?
 (〝バーゲン〟をやっていますか?)



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 日本人は、bargain という単語を〝売り出し〟〝売出中〟の意味で使いますが、これは、sale と表現します。
 Are you having a sale?
 Is this item on sale?
 (この品物は値引きされていますか?)



 Bargain は、名詞として「特売品」「買得品」という意味です。
 ・a bargain counter(特売場)
 ・a bargain basement(地下の特売場)
 ・bargain goods(特売品)

 I got the jacket at a bargain.
 (私は、ジャケットを安く買った)

 This jacket is a real bargain.
 (このジャケットは、買得品だ)

 What a bargain!
 (すごく安い!)
などと表現します。



 また、動詞として「値引き交渉をする」「交渉して決める」などの意味があります。
 Are you willing to bargain on the price?
 (値段を交渉してくれますか?)