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■□ 日常生活の恥ずかしい英語表現に注意しましょう!
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【おかしな英語】
×× I'll take the blue trainer in the window. ××
(ウインドーの青いトレーナーを買いたいのですが……)
【通じる英語】
○○ I'll take the blue sweat shirt in the window. ○○
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「トレーナー」という言葉は〝和製英語〟です。Trainer は「スポーツ選手や動物などを訓練する人」という意味ですから、この英語表現はアメリカ人(イギリス人)には何を言っているのか、全く通じません。
日本語の「トレーナー」に相当する単語は sweat shirt です。
ちなみに、training pants は「赤ん坊がおむつをやめる時期に使用するパンツ」を意味し、日本語の「トレーニング・パンツ」は sweat pants(上下で sweat suite)といいます。
次の英語表現も奇妙な英語です。
Are you having a bargain?
(〝バーゲン〟をやっていますか?)
日本人は、bargain という単語を〝売り出し〟〝売出中〟の意味で使いますが、これは、sale と表現します。
Are you having a sale?
Is this item on sale?
(この品物は値引きされていますか?)
Bargain は、名詞として「特売品」「買得品」という意味です。
・a bargain counter(特売場)
・a bargain basement(地下の特売場)
・bargain goods(特売品)
I got the jacket at a bargain.
(私は、ジャケットを安く買った)
This jacket is a real bargain.
(このジャケットは、買得品だ)
What a bargain!
(すごく安い!)
などと表現します。
また、動詞として「値引き交渉をする」「交渉して決める」などの意味があります。
Are you willing to bargain on the price?
(値段を交渉してくれますか?)