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■□ 日常生活の恥ずかしい英語表現に注意しましょう!
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 【おかしな英語】
  ×× Is this dish big or small?           ××
     (この料理は、量が多いですか、少ないですか?)


 【通じる英語】
  ○○ Is it a lot of food? ○○

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前者の英語表現では、〝この皿は大きいですか、小さいですか?〟という意味になってしまいます。A big eater(大食漢)などという表現もあるので、big を用いるようにも思えますが、a lot of food(たくさん)という決まり文句を使えばいいでしょう。


また――、
 How big is the steak?
 (ステーキは、どれぐらいですか?)

0819-01


 How much spaghetti is it?
 (スパゲッティは、どれぐらいですか?)

0819-02

などのたずね方もあります。



ついでながら、〝お皿に取り分けて食べる〟は、

I divided the cake into five pieces.

(私は、そのケーキを5皿に分けた)

のように表現します。


日本人は、We'd like to share the dish among us.(私たちは、その料理をお皿にとって食べたいのですが……)などと表現しますが、もっと具体的にウェイターに頼むべきです。


例えば――、

 Could we have an extra plate?
 (もう一枚、お皿をいただけますか?)


 Could we have a serving spoon?
 (スプーンをもう一本、いただけますか?)

などと言うべきでしょう。

ちなみに、中国料理によくあるように、一人ひとりが料理を大きい皿から取り皿にとって食べる方式を family style(家庭方式)といいます。


pork ribs