──────────────────────────────────
■□ 日常生活の恥ずかしい英語表現に注意しましょう!
──────────────────────────────────
********************************************************************
【おかしな英語】
×× Is this dish big or small? ××
(この料理は、量が多いですか、少ないですか?)
【通じる英語】
○○ Is it a lot of food? ○○
********************************************************************
前者の英語表現では、〝この皿は大きいですか、小さいですか?〟という意味になってしまいます。A big eater(大食漢)などという表現もあるので、big を用いるようにも思えますが、a lot of food(たくさん)という決まり文句を使えばいいでしょう。
また――、
How big is the steak?
(ステーキは、どれぐらいですか?)
How much spaghetti is it?
(スパゲッティは、どれぐらいですか?)
などのたずね方もあります。
ついでながら、〝お皿に取り分けて食べる〟は、
I divided the cake into five pieces.
(私は、そのケーキを5皿に分けた)
のように表現します。
日本人は、We'd like to share the dish among us.(私たちは、その料理をお皿にとって食べたいのですが……)などと表現しますが、もっと具体的にウェイターに頼むべきです。
例えば――、
Could we have an extra plate?
(もう一枚、お皿をいただけますか?)
Could we have a serving spoon?
(スプーンをもう一本、いただけますか?)
などと言うべきでしょう。
ちなみに、中国料理によくあるように、一人ひとりが料理を大きい皿から取り皿にとって食べる方式を family style(家庭方式)といいます。